✋質問頂きました
『調子が良い時には
左手で右に引いてしまう事が無いのに調子が悪くなると
どうしても左手の動きが多くなってしまう原因が
左の肘の向きにあるのでは無いかという事です。
具体的には、アドレスで肘の先端が
下を向いていれば手で右に引くことは
難しく体の右向きと同期出来るが、
飛球線を向いていると自由に動かせるので
無意識に手で右に引きやすくなるという事です。
フェースローテーションをするクラブ扱いと
90度違うクラブ扱いをするには
グリップだけでなく肘の向きも
90度近く違う扱いでなければ出来ない気がします。
この考え方が万人に当てはまるのか、
そもそも正しいのか間違っているのかを
教えていただけますか?よろしくお願いいたします。』
お問い合わせありがとうございます 🤓
テークアウェイを取られる際の 左ひじの向き
と言うお話ですね。
からだ…股関節を境とする上半身を右に向けていれば
仰る通り 左ひじは下、というか 下めを向いています。
一方、胴体をひねり、左腕だけ、左だけで
疑似的な右向きを作ろうとすると
左ひじは横…上向きまではいきませんが、
下向きにならないのは確かです。
テークアウェイ…上げて降ろす みたいな言葉で表されたりする
その「上げて」と言う部分なのですが、
そもそも その「上げて」 何をしたいのか
何をする為に「上げた」のか と言うのも重要です。
この場合の 「上げて」は上下 と言う意味だけではなく
何かをする為の 準備行為 という意味合い だと思います。
下げるために、 その言葉の通り 上げているのか
手の返しなどの 手さばきをする為の助走の為なのか
そこらへんもポイントになると思います。
まず、テークアウェイにおいて
グリップの高さを取る、グリップを高くするのは
右打ちの人の左手・左グリップでなく
右手・右腕 で行う方が良い と思います。
右ひじの曲げ具合、右腕のクランチ具合と
グリップの高さがつながっている と
フルショットからアプローチまで
スイングの管理がし易くなります。
次に、グリップも、ヘッドも高くしない
(ヘッドを下げちゃダメですよ
参照 http://hbs.livedoor.blog/archives/1995453.html)
ランニングアプローチを基本としてみましょう。
⇒もう少し距離を打つ ⇒フルショット
は 右ひじのクランチ具合で グリップを高くするだけ です。
✋ヘッドは上げません。
✋グリップを高くした分で十分です。
どの道 ゴルフクラブ、クラブヘッドは自分の方に鎌首を
もたげた形状になっているので
グリップの高さを取れば、ヘッドは上がります。
それで十分です。
スイングにおいて 手で振りたくないのに手で振ってしまう
というのは からだの回転と言う運動量に対し、
一番先頭にある筈の右打ちの人の左手/左腕
これの運動(移動)量が多すぎて
理想的なインパクトポイントである
からだが概ね、ボールと正対した時間に間に合えない
(間に合わない ではなく 間に合えない)
間に合えないほど たくさん動かしているコトが
原因として少なくありません。
からだが右向きから正面を経たコトによって
成せるクラブの動き 右上方から ボールの方で移動する
しかし、右打ちの人の左グリップ が 所定の位置よりも
右にズレていれば そこから手で補わなければならない
というのが 手打ちの正体です。
スイングのイメージを
少しグリップの高くなったアプローチ
左サイドが低くなっている分、ややシャットフェース。
その場で クラブを落とす(降ろすでなく落とす) と
ボールじゃないトコロにヘッドは落ちてしまうので
からだを 特に先頭にある左サイド(右打ち)を動かして
グリップを移動させ、ヘッドが落ちるところをボールにする。
(シャットフェースを維持してないと フェースで打てませんよ)
こんな感じにすると
テークアウェイで 手で上げる癖は解消し易い
ヘッドの上げ過ぎも解消できるかと思いますが
いかがでしょうか?
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります