今週のGOLFWebTVは、アマチュアゲストの嶋本さんのダウンスイングです。タイトルは「ダウンスイングでやらされること」です。ちょっと変わったタイトルですが、実はダウンスイングではやらされてしまっていること、というのが結構あります。何にやらされるのかというと、クラブの動きにやらされるのです。例えば、クラブが遅れるからリリースをやらされる、クラブがインサイドに倒れるから手を前に押さされる。そしてシャンクになる。みたいな、そうせざるを得ない状況になっていることがとても多いのです。果たして、嶋本さんは何をやらされていたのか?お楽しみに!
青木プロのスイングは、結局のところ、ダウンで寝ていたクラブを立ててふることができるようになり、世界で戦えるスイングになりました。クラブを立てて振るというのは、正しいレッスンを受けなければ普通はできません。私はそのためのレッスンをアメリカで受けたのでできるようになりましたが、それを知らずにはできなかっただろうと思います。青木プロの場合は、そういうことを自分で考えてできるようになったのが世界レベルの人、ということになるともいえるのかもしれません。
上の図は1992年、青木プロが50歳の時のスイングです。下の図は40歳、つまり、上の図はスイングが完成してから10年ちょっとの時間が経過したスイングということです。
二つを比べると、全くと言っていいほど変化していないのがわかると思います。(正確には、92年の方の左グリップは、少しだけストロング方向に深くなっているのではないかと見えます)セットアップは全く同じ、テイクバックも全く同じだと思います。テイクバックの特徴は、おそらくクラブヘッドから動かしているのではないかと思われます。
テイクバックには、いくつかの方法があると思います。クラブヘッドから動かす、腰から動かす、肩から動かすなど、いくつかのオプションがあるでしょう。どの方法がベストなのかは、各自のフィーリングに寄ると思います。やりやすい方法で良い、ということです。ただ、腰を右にスライドさせるような方法は、軸が変化してしまうので、1センチ程度なら問題ないかもしれませんが、大きな動きはやめた方がいいでしょう。ポイントは一つだけ、軸が動かないことです。右腰が右に流れると軸が逆転するので良くありません。軸が多少右にずれる程度なら問題ないですが、逆転はいけません。それを覚えてしまうと修正に5年はかかります。え〜〜と思うかもしれませんが、青木プロのスイング変化を見れば、どれほど時間がかかるかが想像できるでしょう。
上級者であればあるほど改造には時間がかかります。大雑把に大胆に変えることは、数か月でできますが、それが定着するまでには3年とか5年といった年月が必要になる、ということを理解して取り組みましょう。
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from まる得!ゴルフレッスン公開