4日休日出勤、そして5日夜は約40名ほどの仕事関係の懇親会で幹事と司会業務（＋飲み）があります。
ワシは明後日の1か月ぶりのラウンド控え、約2週間の風邪による弱った身体を回復させるために、
現在毎夜ウォーキングとストレッチ＆をしてますが、
少し困ったことに、先日メガネのフレームが壊れて修復不可能になったので、
とりあえず5年前にしていたメガネをかけているのですが、少し度が合わなくて、
それで8年まえにかけていたもう一つの予備のメガネをかけてみたら今度は老眼のピントが合わない。。。
先日青山でスーツを２着買ったのに、またメガネを買う羽目になるのか？こんなんじゃクラブも買えない。
だからボールとの距離感覚が少しおかしいのでラウンドで大丈夫かいな？と少し心配ですが。（笑）
え～次のゴルフ本は、本格的なゴルフフィットネス本です。
『誰でもできる「ゴルフ体幹」の鍛え方 』(日経プレミアシリーズ)
TAIKANZ GOLF (監修), 「書斎のゴルフ」編集部 (編集) 日本経済新聞出版社 2018年7月
＜内容＞
「現在、ゴルフレッスンの世界では技術レッスンとフィットネスの融合が求められ、新しい潮流になりつつあります。
それは、ゴルフを上達しようと思ったら、体を鍛えなければならないことも必要条件になってきたことが一つの理由です。一般的なゴルファーでも、技術習得だけでは上達の限界があり、さらにワンステップ上げていくには体の鍛錬が重要で、特にフィットネスでは体幹を鍛えるとスイングが安定し、パワーアップすることから、体幹トレーニングが注目を集めています。
本書は体幹トレーニングをコアとして指導する専門ジムのゴルフ部門で、レッスンも行っているTAIKANZ GOLFの専門トレーナーがゴルフスイングを良くする体幹トレーニングを紹介していきます。自宅でできる簡単な体幹エクササイズを中心に解説し、その効用とゴルフ上達のメカニズムについても解説。あなたの飛距離アップとスコアアップを確実なものにしましょう!
監修指導するTAIKANZ GOLFは、PGA(日本プロゴルフ協会)のティーチングプロアワードを受賞した三嘴喜一プロをヘッドコーチとしたプロ集団で、人気・実績とも急上昇中の辻梨恵プロを始めとして、数多くの門下生がいます。
人気ジムのトレーナーたちが、体幹を鍛えることと、ゴルフ技術を向上させることを融合してやさしく指導する、ゴルフのためのトレーニング法解説書。どんなレベルのゴルファーでも自然にゴルフスイングが良くなり、「ロングディスタンス」と「安定した弾道」が得られる、簡単エクササイズが満載。」
＜目次＞
第１章 体幹とは何か？体幹を鍛えるとどうしてゴルフに良いのか？
第２章 自己判断テストで自分の体幹力を知っておこう
第３章 毎日、たった5分でできる簡単エクササイズ
第４章 毎日15分、しっかり続けたい体幹エクササイズ
第５章 柔軟でしなやかな体を作るゴルフピラフェクト
第６章 休日にやりたい、筋力をアップするゴルフコアビティ
第７章 体幹を鍛え、スイングを良くする練習ドリル
第８章 ゴルフを上達させる食習慣と栄養サポート
＜著者/TAIKANZ GOLF＞
「ゴルフフィットネススタジオ。ダイエット、ランニング、ゴルフ、トータルトレーニング、コンディショニング、栄養指導などの個人フィットネスに特化したスポーツジム&個人トレーニングサポート施設「TAIKANZ」のゴルフ部門。2009年開設。体本来の能力を目覚めさせる体幹エクササイズなど、運動の基軸となる「体幹づくり」にフォーカスしたトレーニングに定評がある。」
この本はタイカンズの各専門のトレーナーが紹介するゴルフスイングに役立つ体幹を鍛えるエクササイズ集です。
ただ、ワシはゴルフストレッチの本はかなり読んでるので、なかなかうるさいですよ。（笑）
オジサンには、スイング改造の練習するより、ストレッチするほうが効果的という考え方なんで、
以下の石渡俊彦さんの本だけで4冊、そしてそれ以外にも下の代表的な6冊など、かなり読んでます。
「石渡俊彦のゴルフコンディショニング」
「ボールを打たずに上手くなる!―レッスンだけでは上達しない! 」
「40歳からの肉体改造ストレッチ―ゴルフ上達から膝の痛み解消まで」
「本番力が強くなる石渡ドリルで自己スコア更新！」
■青木功・比佐仁さんの
『青木功「体」の奥義―「プロ生活50年、72歳まだまだ現役」を可能にした考え方とエクササイズ』
■白木仁さんの「飛んで曲がらないカラダをつくるゴルフストレッチ (1日1回で10ヤードはのびる! !）」
■山本正彦さんの「理学療法士が教えるゴルフスパイラルメソッド」
■菅原 賢さんの「ゴルフボディの作り方―ゴルフ肉体改造バイブル スイングが変わる!飛距離が伸びる! 」
■有吉与志恵・濱田 塁さんの「スイングが劇的に変わる! コアトレゴルフ」
■高橋夏樹さん・松本裕之さんの「脳をだまして今より120%飛ばすゴルフ新理論」 など。
で、この本の流れは、
最初に体幹とゴルフスイングの関係を知り、自己判断テストで自分の現状の体を知る。
それから、毎日5分のエクササイズを習慣化し、慣れたら15分のエクササイズに増やし、
週末には「ピラフェクト」や「コアビティ」を行い、さらに動ける体にしていく。
最後に、ゴルフスイングに連動するドリル紹介と食生活へのアドバイス解説もあるという構成です。
その、「ピラフェクト」と「コアビティ」とは何ぞや？というと、
「ピラフェクト」は、
パーフェクトなピラー（体の支柱＝背骨）を作るエクササイズでストレッチ効果が高い。
「コアビティ」は、
グラビティ（重力）を利用してコア（体幹）を鍛えるエクササイズで、筋力を強化して瞬発力や持久力をアップさせる。
この２つの中からゴルフスイングに効果があるものを選んで、自宅で簡単にできる器具を使わないものにアレンジしてます。
で、これによって、飛距離アップ、スイングの安定、関節の柔軟さ、腰痛や肩痛などのケガの予防、
そしてラウンド後半でも疲れないようになるという改善ができるという本です。
各エクササイズは写真付きで詳しく解説してますので、非常に本格的であり専門的でわかりやすい。
ただ、この内容は非常に詳しくタメになるのだけど、逆に、その本格的・専門的なために、
凡人には、日々のエクササイズを日課にできるほどストイックじゃないので継続が難しい気がした。
特に「書斎のゴルフ」を読んでるオジサマ方は、良いとわかっていても難しい気がします。（笑）
あまり簡単すぎると「知ってるわい」となるし、あまり専門的すぎると継続するのに余程の覚悟がいるわけです。（笑）
こういうエキササイズは、一番大事なことが何事も毎日継続すること。
しかし現実的には、ジュニアとかアスリートでないと継続できないところに凡人（特におじさん）の弱さがある。
自分でストイックにトレーニングできるようなら、ジムなんて必要がないもんな。
日々の地道なエクササイズは、お金を払ってジムで器具を使いトレーナーに教わることで継続できるものだからね。
ワシの持論は、スイング改造の練習するより、
ストレッチをして体幹を鍛える方がオジサンには効果的という考え方ですので、
そういう意味では、なかなか専門的で納得できる内容のゴルフ本でしたな。
本気で身体のこと、ゴルフのことに取り組みたい方には良い本と思います。
しかし、たぶん、これだけ専門的なことを書いてるので、むしろこの本を読んで、
興味があれば「TAIKANZ GOLFスタジオにいらっしゃ～い！」という意味の方が強いと感じましたな。（笑）
え～ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。（ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★）
今回でこのゴルフ本書評コーナーも760回を迎え、閉店ガラガラの777回まであと17回になったな。
from ゴルフも人生も no plan (；´Д｀)