2015年の11月26日に
『蛍光灯、実質製造禁止へ 20年度めど、LEDに置換』
という見出しの新聞記事が出ました
これ以降、蛍光灯が無くなる、だからLEDにしなくちゃ!っていう風潮になりまして
そこに目を付けたLED関係業者が次々と会社に来まして、皆口々に
蛍光灯は無くなりますから、今の内にLEDに置き換えを
っと言うのです
しかし、蛍光灯は
なくなりません
確かに生産終了を宣言したメーカーもありますが、それは
一部商品
でありまして、まだ普通に生産しております
パナソニック
2019年3月末に、蛍光灯照明器具の生産を終了
※1:メンテナンス用の蛍光ランプの製造は継続します。また、照明器具の補修用性能部品(電気部分)
については、生産終了後、最低6年間保有します。
日立も一部商品は製造中止しておりますが、需要の多い40形なんかは普通に製造を続けておりますし
NECも照明器具の製造は止めてもランプの製造は続けるとの事です
そう、LED照明器具って結構騙されやすいのです、家庭用のものならまだしも産業用、工業用とか
数百本単位で必要な所でLEDに変更する工事を行うと数百万円かかる見積もりを渡されたりします
まぁ常套句として
LEDランプは切れないので交換しなくてよい、なのでコスパが良い
っていいますが、本当にそうでしょうか?
LEDの寿命は4万時間とか言われていますが、わが社の工場の中で2か所LEDに全交換しているの
ですが、結構切れるんですよ、これはLEDの寿命じゃなくて電源回りの故障がほとんどであります
でも結局、電源回りが故障してLEDランプも逝かれちゃう事もあるので結構不安定です
そして中には見た目に暗くなっているランプもあります
対して蛍光灯は長寿命タイプで1万~1万5千時間、標準タイプで6000~8000時間と
長寿タイプで約3分の1、標準タイプで約5分の1の寿命ですが、蛍光灯の
単価ってば
1本130円程度
対して楽天で一番安い40形のLEDランプは
500円
単純に考えると約4倍ですのでコスパから考えると、LEDは標準タイプの蛍光灯と比べて寿命が5倍、
価格が4倍で若干LEDのほうが有利か?と思いますが、実は25本入りの蛍光灯は送料無料なのに
このLED蛍光灯は送料で別途1260円追加されます(1万円超えると送料無料らしい)
そして重要な事があります、蛍光灯のほうは2600lmに対してLEDは1000lmと
明るさに関しては
2.5倍暗いんですよ
ということは1本の蛍光灯で照らしてるところに同じ明るさを求めるには2本から3本
設置しないといけないという・・・・
結果現状のコスパで言いますと
蛍光灯最強
という事です、消費電力に関しましても、キューピクルを設置してあって高圧を使ってる
工場や会社の場合、そもそもの電力の基本使用料の算出方式が一般家庭とは全く
違いますので、全てLED照明に換えたからと言って電気代はほとんど安くなりません
高圧を使ってる会社や工場の電気代削減に一番効果があるのは”エアコン”です
ちゅーことで、私が今いる工場は蛍光灯で継続しまーす(笑
from 41才からゴルフ始める事になってしまったブログ