20180912

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 『ゴルファーなら知っておきたい「からだ」のこと』

現在体重は70kg前後で安定してます。

ダイエットを始めて5ヶ月で約5kg減。これくらいが良いですね。
あんまり痩せると、スーツ他の服を買い換えしないといけなくなるんでね。(笑)

それから、またまた仕事が忙しくて、今月ラウンドに行けそうもないな。
なんとか出来ないか?と少し足掻いてますが、疲れも溜まっていますので練習だけでも良いか?




え~次のゴルフ本の書評は、最初に言っときますが、長いですよ。特に目次部分。(笑)

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「ゴルファーなら知っておきたい「からだ」のこと」
浜田 節夫 (著)、木寺 英史 (著)、小田 伸午 (著)、小山田 良治 (著)  大修館書店  2012年1月


<内容>
「左軸感覚で飛距離と正確性が飛躍的にUP

左軸感覚が良いスイングを生みあなたのゴルフを変える。本書は、いままで明かされなかったトッププロの巧みな左軸感覚のからだの使い方を、豊富な練習ドリルで初公開。神秘のベールで覆われた左軸感覚がいまその正体を現す。からだに眠っている左軸感覚が目を覚ますと、自分自身の感覚でスイングの欠点や問題点を解決できる。今まで経験したことのない飛距離と正確性を手に入れる、ゴルファーの福音書。」

<目次>
●読者の皆さんへ
序章 スコアに結びつく理想のスイング

1.スイングと飛距離
 ・あなたは飛距離重視? それとも正確性重視?
 ・スイングでのからだの使い方
 ・自分に合ったクラブを使う
  囲み記事:ゴルフクラブの選び方
2.ねらった場所に落とせる正確さ
 ・障害を避ける多彩な弾道で攻める
 ・スイングにはイメージが大切
3.スイングに必要な再現性と順応性
 ・あなたはスイング動作を難しく考えていませんか?
 ・クラブに対する順応性が大切
  コラム:ゴルフと用具

第1章 知っておきたい上肢・上半身の動き

1.子どものスイングに学ぶ
 (1)子どもは左足から構える
 (2)クラブの重さ(重力)にまかせるスイング
 (3)クラブを高い位置に上げる
2.知っておきたい「腕を大きく使う」こと
 (1)目指そう高いトップ・オブ・スイング
   やってみよう:胸鎖関節を使って両腕を高く持ち上げてみよう
 (2)肩を回してスイング(左肩90度の真実)
 (3)深い肩の回転が必要な理由
   やってみよう:肩甲骨をスライドさせて手が伸びる感じをつかむ
   ドリル:肩甲骨と胸椎のストレッチ
3.知っておきたい「押す」動作
 (1)クラブヘッドに「働く力」を知ろう
    やってみよう:クラブヘッドでボールを押し返す感覚をつかもう
 (2)押す動作の左軸打法、引く動作の右軸打法
   やってみよう:左軸感覚をつかもう(1) 左軸・左軸感覚でいきなりショット
   やってみよう:左軸感覚をつかもう(2) 右足踏み出しショット
4.知っておきたい前腕の三角形
 (1)三角形とクラブフェースの関係
 (2)三角形は二つある
 (3)三角形を保つための上腕外旋
   やってみよう:ボールのはさみ打ち
5.知っておきたい「脇を締める」こと
 (1)脇を締めるとは
   やってみよう:肩甲帯ストレッチ
 (2)近代クラブと左上腕外旋の重要性
   やってみよう:クロスハンドショット
6.知っておきたい「綱押し」のこと
 (1)シャフトに働くトルクについて
 (2)シャフトに真っ直ぐの力を加える「網押し」~両腕の上腕外旋・前腕回外~
   コラム:「綱押し」と剣道の『茶巾しぼり』
   やってみよう:腕全体を外側に回す綱押し
   ドリル:綱押しショットの練習
7.知っておきたい「力感」のこと
 (1)ヘッドスピードを上げるにはテンポをゆっくり
   ドリル:クラブを2~3本持っての素振り練習
   ドリル:スイングの途中で右手を離しながらの素振りや打球練習
   コラム:胸を右に向ける時間の長いタイガーウッズ
 (2)スイングで大切な「タメ」とは
 (3)知っておきたいヘッドアップとヘッドスピードの関係

第2章 知っておきたい下肢・下半身の動き

1.腰が回るとはどこが動くのか?
 (1)腰椎は回らない
 (2)股関節の内旋と外旋
   コラム:爬虫類のように芝目を読む
2.知っておきたい重心移動~素早い動作は「左→左」~
 (1)ほんとうに右重心?
 (2)左に残すと動きは速い
   やってみよう:反復横跳び
 (3)重心は外旋する側にシフトする
   やってみよう:つま先開きショット
3.知っておきたいアウトエッジ~外旋立ち~
 (1)動きの方向と支持点のこと ~重心点と支持点~
   やってみよう:椅子からアウトエッジ荷重で立ち上がってみよう
   やってみよう:スムーズに動けるときの荷重はインエッジ or アウトエッジ?
 (2)拇指球で蹴ると重心を押し上げる~「右足の蹴り」の誤解~
   やってみよう:サイドステップしながらスイング(素振り)してみよう
4.知っておきたい骨盤の前傾
 (1)知っておきたい正しい立ち方
 (2)こうすれば骨盤は前傾する
 (3)流れるように動くことができる骨盤前傾
   やってみよう:自分の骨盤角度をチェックしてみよう
   コラム:丹田の作り方~下腹をゆるめる~
5.知っておきたい膝の使い方
 (1)膝は使うのではなくて動くもの
   やってみよう:ワイドスタンス・ショット
 (2)左の膝は外旋
   やってみよう:つま先開きショットで重心移動を感じよう
 (3)「左の壁」って何だろう?
   やってみよう:「左の壁」という感覚をつかもう

第3章 知っておきたい体幹のこと

1.知っておきたい左軸感覚
 (1)左軸感覚とは
   やってみよう:右から左への回旋運動で重心移動しやすいのはどちら?
 (2)トッププロに多い左軸感覚
   コラム:左軸の妙
 (3)右打ちと左打ちの軸感覚
   やってみよう:軸感覚をつかむ片足でのボール打ち
 (4)アドレスのとり方でつくれる左軸(左重心)
   やってみよう:左軸が前に出やすいことを体感してみよう
 (5)からだは左に回りやすい
   ドリル:左軸感覚をつかむ左片足ホッピング
   囲み記事:ヘッドスピードと飛距離の関係
 (6)軸のとり方で飛距離は変わる
2.左軸感覚で動かす体幹の使い方
 (1)左軸感覚で動かす体幹のコイリング(巻き上げ)
   ドリル:ストップ・モーション・ドリル
   コラム:フィニッシュの形でショットした選手の意図がわかる
 (2)ジャストミートするための骨盤と体幹の使い方
   ドリル:体幹側部の柔軟性を高め、縮める(ゆるめる)感覚をつかむ練習
 (3)ジャストミートの極意(コツ)~からだの「寄せ」~
   やってみよう:からだ「寄せ」を感じてみよう
   ドリル:左軸感覚を支える体幹ドリル
 (4)骨盤の水平を導く「膝の抜き」
 (5)水平感覚を養う練習方法
   やってみよう:傾斜面ショット
   やってみよう:斜面のつもりショット
   ドリル:High-Teeショット練習
   コラム:ボールをよく見るとはどういうことか ~遠山の目付け~

<著者略歴>
■浜田 節夫
「1960年愛媛県生まれ。中学から大学まで野球部で活躍。立正大学卒。2年間のサラリーマン生活を経て24歳からプロを目指してゴルフを始める。1991年に社団法人日本プロゴルフ協会入会。2010年同協会PGAティーチングプロB級取得。同年日本プロゴルフシニア選手権参戦、PGAティーチングプロシニア選手権優勝。2011年ティーチングプロシニア選手権準優勝、日本シニアオープンゴルフ選手権参戦。現在、愛媛県松山市「いよてつGOLF」・今治市「アクティはしはま」でゴルフスクールを展開し、ティーチング活動とともにプロ選手としても活躍中」

■小山田 良治
「1965年福岡県生まれ。スポーツマッサージ五体治療院代表。プロ野球球団の選手会トレーナーなどを経て1987年に五体治療院を設立。施術と合わせて動作改善などを指導。1998年に小田伸午と出会い、後に、木寺英史を加えて動作研究する「常歩研究会」を立ち上げる。股関節の回旋運動に着目し、ストレッチングに応用。プロ野球選手だけでなく競輪選手やJリーガーなど多くのスポーツ選手の身体を支える」

■木寺 英史
「1958年熊本県生まれ。筑波大学体育専門学群卒。中学校教諭、久留米工業高等専門学校助教授を経て、2009年より奈良工業高等専門学校准教授。剣道教士七段。アキレス腱断裂をきっかけに剣道の打突動作の研究を始める。その後、小田伸午・小山田良治(五体治療院)と出会い、「常歩(二軸動作)研究会」を結成。剣道をはじめ、スポーツ・武道の動きを研究している。常歩身体研究所管理者」

■小田 伸午
「1954年神奈川県生まれ。東京大学教育学部、同大学大学院博士課程単位取得退学。京都大学高等教育研究開発推進センター教授を経て、2010年より関西大学人間健康学部教授(人間・環境学博士)。元日本代表ラグビーチーム・トレーニングコーチ。人間の身体運動や運動制御機能を物理・生理・心理から総合的に研究・指導している」




この本は、大修館書店の「知っておきたい」シリーズの中のゴルフの本です。

最初手にとってパラパラ見たときに、少し体裁が古臭くて、内容も堅めで、いわゆる教本的な匂いがした。
そしてこの本の作者である4人の方々のお名前にも馴染みがなかったな。

でもね、読み進むうちに、真面目な4人の専門家が、
ゴルフの身体のこと、そして左軸打法を詳しくわかりやすく解説してて段々と良い本と思うようになりましたね。

ただ、残念なのが、この本の体裁が6年前の本のわりに、いかにも古臭くて、ページ構成も地味なこと。
失礼ながら、あまり売れたような気もしない。何しろ書店で手にとってもらいにくいイメージの体裁。

まぁこれは、出版元の大修館書店が辞典類・教科書・参考書などを刊行する出版社なんで仕方ないか?
それに加え、この「知っておきたい」シリーズはこういうデザインで統一してるためなのかな。知らんけど。

調べたら、この出版社の本では、昔に、デビッド・グラハム「ゴルフのメンタルトレーニング 心の教科書」とか、
アラン・ファイン「ゴルフ頭脳革命 スコアアップのメンタル強化法」 なんかも出してて、ワシも読んでます。

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特に、「左肩90度の真実」や正しい「タメ」の解説や、重心移動は「左→左」の左軸感覚、
そしてこの本でも書いてあった、左上腕部の外旋、そして「押すの動作」、
「アウトエッジ荷重」、左膝の動きなどなかなかわかりやすいですね。

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この本は体とクラブのことを解説して、いわば「左軸打法」の本です。
ワシは最近右足荷重になりやすく左膝の使い方も悪かったので参考になりました。

最後に何度も書いてますが、この本は地味な本でページレイアウトも古臭く感じ、
そして著者の方々にも馴染みはなかったのですが、読んでみると意外に良かったので、

ワシはマイナーな本でも、良いと思えば評価する人間なんで、こんな評価表現はまれですが、

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★2.5です。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)