20180730

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: シャフトの仕事とグリップの関係


グリップ…クラブの握る場所(ゴム質)でなく
人間の握りの方の話です。

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シャフトはしなると ヘッドではなく グリップを押します。
グリップが移動すれば、当たり前ですがクラブ全体も移動します。

インパクトで 強い球を打つのには
それは速く動ける方が良いですが、
それには身体能力としての限界もありますし、
長丁場のゴルフで瞬発性能だよりでは無理があります。
インパクトで 強い球を打つのには
打ち手の運動性やクラブの持っている飛ばす力を
出来るだけ無駄なく 飛距離にするには
そのクラブの 正しい、望ましいロフトで打つ のが肝心です。
スナップショット 1 (2018-01-31 14-09)

どんなに速く振れたとしても
ロフトを寝かしてしまえば ボールは上がるか、回転が増えるだけ…
ボールの飛んだ 道のりを競うのであれば それでもいいですが、
距離はシンプルに水平移動の量です。

望ましいヘッド姿勢、ロフト姿勢で打つのには
打ち手の姿勢も 出来るだけ 左サイドが開かず、低い
右を向いている時間にボールにアプローチしたいですし、
インパクトは両腕の長さの都合がついている
正面に近い所でボールを捕えたいです。
👉体が開けば 左足上がりの様な体の姿勢になりますし、
 開いた分 右サイドそのものがボールに近づき
 右腕が伸ばしにくくなりますから、開いたロフト
 左足上がりの飛びにくい条件が増えます。

体の正面、望ましい姿勢 には時間的な期限があります。
いつまでも その姿勢が続くわけではありませんし、
体を傷めるコトを覚悟でその姿勢で止める なんてのは
本末転倒も良い所です。 ✋若者に任せましょう
からだにもとても危ないので 無意味なそのことに
トライするのは辞めましょう。

体の正面、望ましい姿勢 はある意味一瞬で通り過ぎます。
ですので 出来ればそこに間に合うようにするため
寄り道や無駄な道のり、無駄な動作は避けたいのです。

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ゴルフクラブは主に左手で握っています。
ですので 概ねグローブは左手だけ します。
そして シャフトはグリップを押す、
つまり ㊧グリップを押すので
押された場合、それをホールド、受け止める のではなく
それを利用して ㊧グリップをどんどん逃がす ように
しておく必要があります。

切り返しからフィニッシュに至る
打撃時の推進方向に対し ㊧グリップは
全体進行の先頭に位置する存在です。
シャフトがしなり そしてそれの復元によってグリップを押す
という助力は その先頭をどんどん遅れさせず
逆に先導としての役割の補助に成り得ます。
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シャフトの仕事によって 押される㊧グリップを
受け止めてはいけません。
どんどん逃がしてあげれば
その移動が回転の力にもなります。

トップでのクラブ姿勢にもよりますが、
ある程度 良い方向に㊧グリップが押されれば
左サイドが低い時間も維持、確保しやすく
上から打てる、ロフトを締められる、開きにくくなる可能性も上がりますし、
左サイドが低い時間を自然に保てれば
体全体の体重も自然に左に移り易くなるので
それも一層の ダウンスイングの時間 を確保につながります。

そう考えると クラブががぶっと受け止められる
左グリップ(握りの方)にしてしまうのは もったいないでしょう。
クラブをすっ飛ばすわけには行きませんが、
クラブの重さを止めてしまい、支点とするような握り方や使い方 をするより
クラブの重さやシャフトのしなりを ㊧グリップの移動、逃がしにしてしまう方が
手遅れになりにくいです。

からだの回転でクラブを引っ張るのではなく
左グリップの押され、下がり、によって からだが回る と考える方が
色々なつながりは良いと思いますよ。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります