20180310
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 正しいハンドファーストのすゝめ
①『重さ』について考えてみましょう。
通常 ゴルフクラブは単純には
1:1:4(グリップ:シャフト:ヘッド)のような
重さの構成になっています。
5番アイアンで約95㌢、45インチのドライバーで約120㌢
の長さがあります。
その先端に全体の2/3の重さの鉄の塊が付いています。
トップオブスイングの切り返しから
もしも ヘッドの重さが 👉10g・300g・1000g(1㌔)
と3種類あった時、先端が動かしやすいのはどれでしょう?
1㌔のモノだと思いますか?
スイングの基本である 人間の動作によって
【グリップが動くことによってヘッドが動く】
はヘッドの重さ分、ヘッドの動きは小さくなります。
✋長い棒の先に重さがある
➟それを体の向きを変え、結果、円を描く
➟その重さの分、その棒の長さの外周よりも
先端は内回りをして、グリップについていく形になります。
😄😄😄1㌔のヘッドは破壊力も凄そうですから魅力的ですが
シャフトがもたない のは間違いないです…。
②弾道は角度によって決まる。
グリップを支点にヘッドを振る
シャフトを扇のように使えば
左右だけでなく、上下の弾道も逆球が発生します。
方向も、曲がりも、距離も、…安定しないような
使い方では それを習得するための特訓で
体が壊れてしまいます。
先端に重さのあるゴルフクラブには
適さない使い方で上手く打とうと考えないコトです。
③意外に忘れられているのが
ハンドファーストにおいて、体の向き が重要になるのです。
映像的に 右を向いていれば
この角度から撮影だと、何もしなくても
「ハンドファースト」の姿勢に該当します。
ここでポイントになるのが
体の回転の方法です。
多くの人は骨盤を動かさず
肩回り、腕周りだけを捩じって
疑似的な右向きを作ります。
その疑似的な右向きでは クラブはがっつり開きます。
クラブが右に倒れるような形にならざるを得ません。
ですので その手の回転をする人は「ハンドファースト」では
ボールを打つことが出来ません。
👉ハンドファーストを意識するとスライス/こすり球が強まる
インパクト直前近くまで右向きが維持されていれば
意識せずともハンドファーストは出来ます。
④上からボールを抑える意識が必要です。
アイアンの方が分かり易いかも…ですが、
フェースでボールを地面・マットにおさえつけるのです。
この動作中も体は向きを変えていくので
結果として ボールとヘッドの関係は横対横
横からヘッドは入ってくるのですが、
こと打ち手にとって 横から入れようとしてはイケマセン。
そう扱って来て 初めて、そのクラブのロフトが活きるのです。
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