20171230

ModernSwing21: 以前の良いスコアを出すには・・


Question

ゴルフ歴5年です。3年前に83ベスト出しましたが、
40肩になったりして、現在は、100前後です、

新しく、ゴルフ会員権をかったので、アベレージ90で回りたいのですが、
自宅での練習、スクール、など、90への道のりを御教示いただきたいです。
よろしくお願いします。


Answer

ベストで83を出されたとの事ですが、
それが実力だと思っておられませんか?

四十肩が原因でまた83が出ないのではなく、
それがきっかけで偶然当たっていた球がでなくなった
だけのお話ではないでしょうか?

ゴルフは模索しながら偶然当たっていて、
それはある程度維持できます。
しかし、完全に固まったスイングではありませんので、
いつでも崩れます。

たまたま四十肩がきっかけになって、痛みや休みがきっかけで
定着していなかった動きを忘れたり、
ズレてそれを治せなくなったのだと思います。

そして、100前後で現在はプレーされているとの事ですが
しばらく休んだらそれ以上叩くかも知れません。

100前後で回るノウハウはご存知と言うことですが、
また83で回るためのノウハウは
ご存知ないということではないでしょうか。

この段階のゴルファーは偶然当たるのを待っている方や、
ラウンドさえしていれば良いスコアが出るものだと
勘違いされている方もおられます。

そのような状態では偶然良くなっても、なぜ良い当たりが出たのか、
なぜ良いスコアが出たのかが解らないがために
なぜ良いスコアが出ないのかが解らないのです。

ゴルフは再現性ですので、どれだけ同じ事ができるかです。
頻繁に打っている時期には動きを体が良く覚えているものです。
また、そのフィーリングで打ちますので、上手く打てるものです。

しかし、何かのきっかけでちょっとでも休むと筋肉記憶が消えます。
体で覚えた動きは、10年ほど同じ事をやっていないと
何かのきっかけですぐに忘れてしまうのです。

縦と横の調整、またタイミング調整など、毎日でも行う事があり
体の動きが悪くなったり、ズレたり、軸が知らないうちにブレていたり
長いゴルフ人生には色々な事が起こります。

その時にチェックポイントが必要です。
これはヘッドがどこを通って、どこに上がり、
どう降りてくるかの軌道やインパクトやトップの体の形など、
毎日でもズレがないかどうかのチェックです。

なぜかというと、スイングは体の感覚で振るもので
その感覚とは体の張りや力感などで、とても曖昧でズレるのです。
これは毎日でも感覚が変わりますので、物理的に正しい動きを
しているかどうかなどを確認する必要があるのです。

例えば、左の手首が甲側に曲がっているとダフり軌道になるので、
本来ならそれを修正すればすぐに当たるのですが、
感覚だけで振っている人は、たまたま左膝が曲がっていて
帳尻が合って会心のショットが出て勘違いするのです。

これが正しいフォームだと思い込んでそれを定着させてしまうと
膝と手首の両方が間違って帳尻が合っただけの話で、
その両方の再現性が悪くなり、また、ぞれらがズレた時に
どこに戻すかが分からなくなるのです。
これが「下手を固める」と言う事です。

このように、ズレを元に戻さず、ほかで帳尻を合わせて当てていると
総崩れするかオヤジスイングで固まってしまいます。

ズレはどこに戻すのかを知り、違う部位で調整するのではなく、
もともとの位置に戻す、それが一旦当たらなくなったとしても、
元の位置に戻さないと崩れの始まりになり
迷路に入って転落となるきっかけになるのです。

ゴルフは甘く見ると大変な事になります。
元に戻す、ではその元とはどこなのか、
チェックポイントはどこなのか、
ズレたらすぐに自分で修正できるのかなどの
ノウハウを知らなければなりません。

慎重かつ丁寧にフォームを作り、
その動きを定着させることが基本なのです。

この基本を無視して、たまたま当たると有頂天になって
それで良いと勘違いしている人が非常に多いのです。
応急処置や対処療法で帳尻を合わせていたのでは遠回りします。

ゴルフはいくらでも遠回りします。どうなればスコアが上がるか
分からない人は、この基本を知らないと言う事です。
スコアアップのノウハウを勉強する必要があります。

詳しい情報はミクシーのバーチャル・ゴルフ教室で紹介されています。




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