日曜から夜のウォーキングを再開したのだが、風邪の治りが悪くて、
ずっと鼻水垂らしながら歩いてます。 もう10日間になるけど、かなりの鼻水出てますよ。(笑)
当然耳鼻科にも行ったのだが、あのジイサンの医者ヤブなんだよねぇ。
薬をもらっても全然治りゃしねぇ。
まぁヤブなのを知ってるのに行ってるワシもアホだが。(。-_-。)
ゴルフ本書評コーナー700回を目指して淡々と進めますが、
え~またまた図書館の奥から誰も読まないような古いゴルフ本を引っ張り出してきました。(笑)
「写真で見る ゴルフの歴史―フェアウェーに綴られた300年の人間ドラマ」
ヘンリー・コットン (著)、摂津 茂和 (編集, 翻訳) ベースボール・マガジン社 1982年7月
<著者/ヘンリー・コットン(1907~1987年)>
「1907年英国生まれ。14歳で英国アマに優勝して、天才少年と呼ばれ、17歳でプロ転向。1934年、全英オープンに優勝。1921年以来、1回を除いて外国勢にタイトルを奪われていたのを奪還。英国民は狂喜乱舞して救国の英雄に。2日目に出した65のスコアを記念したボールの商品名「ダンロップ65」は世界に売りだされた。全英オープンは37年、48年にも優勝。その時代、プロゴルファーは下層階級出身がほとんどだったが、コットンは中産階級出身。後にレッスン書も残しているが、全部自分で書いた。「ゴースト・ライターを必要としない唯一のゴルファー」(B・ダーウィン)といわれる所以だ。晩年はスペインに住み、同国のゴルフ普及に貢献した。」
<編集・翻訳/摂津茂和 (せっつ もわ 1899~1988)>
「本名は近藤高男。フランス映画で女優が“セ・モア”(あれが私よ)と叫ぶシーンが気に入ってペンネームにしたという。慶大卒業前年に父親の欧米出張につき添い、英国に8ヶ月滞在したことゴルフへ関わるきっかけとなった。ゴルフの腕前も創立時の鷹之台のクラブ選手権に優勝するほどであったが、それ以上に持ち前の文才を生かし、エッセイから技術書、歴史・伝記、ルール解説など多岐にわたる作品を遺した実績のほうが大きいであろう。海外のゴルフ書コレクターとしても、世界的に有名であった。JGAの資料委員長、日本で初のゴルフミュージアム建設にも尽力。ゴルフの魅力をあらゆる角度から見て、高い見識で書を著した日本最初のゴルフジャーナリスト。」
この本は1982年7月第1版第1刷だからなんと35年前の本です。
それから、この本は図書館から借りたもので、挟まっていた読書カードによると、
最初に借りた人が昭和58年10月、直近の人で昭和63年7月という正真正銘の古書でして、
ワシが29年ぶりに借りたというか?ページを開いたのかな?(笑)
この本の存在を知った時にヘンリー・コットンってどこかで聞いたような名前だなと思ったのが、
実は全英オープンを3回もとった有名な英国のプロゴルファーでしたね。
摂津茂和さんが巻末で著者の説明をされておられて、
「ヘンリー・コットンは蔵書家、インストラクター、設計家としても名を知られ、
これまで8冊の著書があるが、本書は貴重な絵画と写真を豊富に掲載して、
ゴルフ発展の歴史を楽しく理解させる9冊目の労作である。」と記されています。
←著者H・コットン
こちらが目次で、
「ゴルフの起源と初期」
「近代ゴルフの幕あき/ガッティ時代1848~1901年」
「興隆時代/1902~1919年」
「アメリカ制覇時代/1920~1945年」
「戦後から黄金時代へ/1946~1974年」
「女子ゴルフ界の名手たち」とか記載されています。
この本は、「写真で見るゴルフの歴史」ってタイトルがついているように、
文字ばかりで堅苦しい本ではなくて、色々貴重な昔のゴルフ写真がたくさん載っています。
それから写真も昔のものは当然白黒ですが、最近のものはカラー写真で見やすいし、
結構見やすいのですが、なんせ古くて、あまり広げているとページが外れそうなぐらいの古書です。(笑)
だからパラパラと読むしか仕方なく、文字の多い写真集みたいな感じで、
むしろゴルフの歴史好きには調べものをする本として蔵書にしておくべき本でしょうな。ハイ。
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(満点は★3)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)