20170201

まる得!ゴルフレッスン公開: トレーニング4

週開催のフェニックスオープンは、松山選手がディフェンディングチャンピオンなので、PGAツアーのホームページでも松山選手の写真がトップにフィーチャーされていました。そしてパワーランキングは1位、2位はジャスティン・トーマス、そして3位がスピースでした。パワーランキングで1位になっちゃうと優勝できない可能性が強いですが、なんとか例外になってほしいですね。

さて今日は、長瀬選手のトレーニング映像と解説(担当者)をご覧ください。

このトレーニングは、TRXと言って、米軍海軍特殊部隊で生まれ、今や米軍の精鋭部隊の機能訓練システムに欠かせないトレーニングとなっています。TRXは、戦場の領域を超え、NFL、NBA、NHL、MLBなど、主要なプロスポーツチームにも浸透しています。

ここでのトレーニングは、踵をあげて、爪先で体重をささえます。前方向に約45度傾いたまま、ニュートラルポジションで姿勢をKEEPし、腕では無く、体感で自分の体重を20秒間ささえます。腕で自分の体を支えようとすると、腕が振るえて20秒間この姿勢をKEEPすることが困難になります。

腹筋、背筋、そして体のコアを使う意識でこの姿勢をKEEPします。このトレーニングは、ゴルフに必要な筋肉を、連動して動かす為の神経系の発達に非常に優れています。スイングも同様で、すべての筋肉が連動して球を正確に運ぶことに繋がる考えられます。

人間は前後だけでなく、ねじったり、かがんだり、上下左右や横方向に動いたりもします。この多次元運動が人間の特徴なので、体を多次元運動へ対応出来るように鍛えていくことが重要です。人間は、普段の生活の多くの場面で、意識するしないに関わらず、自らの体幹を多次元に使います。そして体幹がより強く、体が多次元運動に慣れていればいるほど、腰だけではなく全身において怪我をしにくくもなります。日本では、まだまだ知名度の低いトレーニング方法ですが、複合的なアプローチをベースにおいて、単純な筋肉の強化には収まらず、バランスや筋肉の運動性、そして柔軟性の向上までと全身の運動機能を総合的に鍛えています。

長瀬選手は、昨日レッスンに来ましたが、スイングもかなり急速に良くなっています。しかし、スイングを大きく変える、というよりむしろ新しいスイングを覚えている、というほどの改造なので、正しく動くようになったとしても、それが馴染んで試合で勝つようできるまでには、どんなに短くても1年以上はかかるでしょう。スイングの変化も順次ご紹介しますが、果たしてどうなっていくのか?長〜い目で見守ってやってくださいね。

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