8番アイアン位を手に取り、
20~30ヤード位のランニングアプローチをする
という仮定で考えみましょう。
体がしっかり、骨盤がしっかり右を向いた状態
この場合での「トップ」の位置を作ります。
腕は突っ張らかってるわけではありませんが
あまり曲げずに 微妙に右肘だけが曲がっている位
の感じです。
そして、その分 ヘッドの方がグリップよりも高く
地面と平行よりも 少~しヘッドの方が高い位
で十分だと思います。
さてここで ポイントになるのが
如何にヘッドを振らないか
シャフトを振らないか ということです。
右を向いた状態での グリップの位置を
如何に左の太ももの前、もしくはそれよりも左
赤い★の位置位まで動かしてくるか ということです。
このグリップを ★から★に動かすと
体はどうなると思いますか?
この画像では トップの位置では
シャフトは時計の針で3時を指しています。
イメージとしては その3時を指したまま
グリップの位置だけを左へ
左太ももの前あたりまで持ってくるのですが、
その動きに伴い自然に体は向きを変え始めます。
体の向きで言うと
概ね正面…というのは
右を向いた状態からすると 90度の回転 です。
自分のイメージでは
シャフトは回転させず
その姿勢のまま グリップエンドの向きを同じように保ち
左に持ってきていても
同時進行で体が回るので
結果として クラブターンは伴ってきます。
では 逆に多くのゴルファーがイメージしている
自分の意識での クラブターン
右を指した、3時と指しシャフトを
インパクトするのに12時に向けるとしたら
グリップの位置は 左の脚の前まで移動するでしょうか?
この画像を見て下さい。
確かに 目で追うと
シャフト/クラブはターンしているように…は見えますが、
体とクラブの関係、体とクラブの角度は
殆ど変わっておらず
グリップの位置だけが 右太ももの前に有ったものが
左太もも前方にスライドしています。
ゴルフクラブは ヘッドの方が高い位置にある時
その重さはシャフトを通してグリップにかかってきます。
それを利用して、グリップを先に、先に、
先回りするように、近道させてあげれば
結果、それに伴って体も回ってくるのです。
体の向きは概ね180度近く回転しても
シャフト/クラブの回転は90度程度におさまっています。
クラブには 打つ方向(水平方向)の角度
打ち上げる方向(垂直)の角度 があります。
これを逆の関係にし
クラブやシャフトを振ってしまうと
その角度はものすごくたくさん変化し
その分 グリップの移動は少なくなり
角度というものが重要なゴルフショットは大変不安定になります。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります