20161031

half36: 驚いた10月30日

約束の30日になった。
久し振りのKちゃんとのゴルフだ。
中学生時代には春や夏の良い時期にプレー出来たが、
今は高校大会やトーナメント参加でナカナカ一緒出来ない。
昨年も同じような頃にプレーしたのだが、
雪や寒い日にならないように祈った事を思い出した。
今年もメールで天気を確認しながら、
時間を打ち合せして楽しみに待っていた。
前日まで大丈夫と思っていたが、
当日朝にはもしかして雪になるかも?の天候になった。
それでもスタートしたが、
2ホール目には南からの雪が辺りを白くしてしまう程になった。
ハーフで止めようかと声を掛けると全ラウンドしたいと云う。
風邪でも引かれたらと心配もしたが、
仕事に追われて飢餓ゴルフをしていた若い頃を思い出してしまった。
グリーンでコロコロ雪達磨のパタリになってしまう事もあったが、
インから出てハーフ最後の18番では続行問題無しになっていた。
馴染みのキャディさんが妙な声を上げている。
シカ…鹿…と云っているのだ。
角の立派な雄鹿がグリーン右横から此方を見ている。
その大きさに驚いてしまった。
全ラウンドはハーフでプレー危険回避とグリーン保全で実現しなかったが、
レストランで暖かいラーメンを食べながら、
日本女子オープンや参加した試合の事を楽しく聞いた。
いつか世界で活躍出来るプレーヤーになってくれると嬉しい。

帰宅して予定通りにテレビ観戦を始めた。
USLPGAからマイナビと樋口三菱を確認して、
本命のPGA世界ゴルフ選手権HSBCを観はじめた。
松山の大きさに驚いた。
三度目の優勝した事に驚いた訳ではなくそのプレーの大きさである。
勿論、優勝も過去三人に申し訳ないが脇役添者優勝ではなく、
本命主役の優勝である事の大きさも嬉しいが、
18番の二打目のプレースタイルの大きさに驚いた。
待ち望んでいたプレーヤー誕生に震える感動をしている。
矮小卑屈になりがちな小技重視のゴルフではなく、
大きく振って繊細なゴルフが出来るプロが存在したのだ。
タイガーチャージなど派手なキャプションもプレーも要らない。
松山ゴルフと呼ばれるような堂々としたプレーと呼び名が欲しい。
昨日は日本ゴルフのチェンジングポイントになるだろう。
imananban
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