ＷＧＣＨＳＢＣチャンピオンズ三日目、松山選手はこの日もスコアを伸ばし、通算-17は２位のラッセルノックスとは３打差で単独首位です。このまま勝てば、日本人そしてアジア人初のＷＧＣチャンピオンになる、ということです。
ＷＧＣの試合は年間４試合あり、メジャーに次ぐ位置づけの試合です。世界ランクの上位の選手だけによる予選落ちなしの試合で、この試合に勝つことは、メジャーに勝つことの自信にどれほど貢献するかわからない試合と言えるでしょう。松山選手としても、今日の最終日は過去に経験のない状況でのプレーとなるでしょうから、ここでの戦いが、今後のメジャーでの戦いをも占うことになるかもしれません。そして、もしこの試合に勝てば、世界ランクも７位くらいまで上がり、アメリカの戦いで得たランクとしては、過去最高を更新することになります。日本人の最高ランクは、ジャンボさんかと思っていたらそうではなく、中嶋プロの４位が過去最高ということで、これは、ソニーランキング時代でランキングが始まったばかりの１９８７年のことです。この時代は日本人選手がトップ100に10人以上入っていた時代で、日本人選手が強かった時代というより、世界ランクポイントが日本のツアーに甘すぎたんじゃないかと思われます。しかし、それでも記録は記録、これを破るには３位にならなければいけないことになりますが、松山選手ならやってくれそうな勢いですね。
アメリカ男子のサンダーソンファーム三日目は、岩田選手が一時２位にまで上昇しましたが、その後、スコアが伸びず、結局この日-3でのラウンドとなり、順位は１０位、岩田選手はフィールド２５位での出場なので、ほぼほぼ順当な順位といえますが、次につなげるためにも、なんとか上位フィニッシュしたいところです。首位はルーク・リストの-14、岩田選手は３打差の-11です。
アメリカ女子のサイムダービー三日目は、シャンシャンが-あな13で単独首位、二位は-11のノードキスト、日本勢は横峯選手が-1で３５位タイ、野村選手が０で４１位タイ、藍選手が＋３で５２位タイ、上原選手が＋６で６２位タイでした。
マイナビABC三日目は、小林伸太郎選手が-10で単独首位、二位は片山選手が-8です。昨日のギャラリー数は3366人でした。女子の樋口久子三菱電機レディース二日目は、イチヒが-5で単独首位、2位はイボミとハヌルが-3でした。昨日のギャラリー数は6447人、男子のダブルスコア近い大差でした。
マイナビＡＢＣは、世界トップ100からたった1人しか出場していない試合です。岩田選手が出場しているサンダーソンファームは、世界トップ100から3人しか出場していず、優勝世界ランクポイントも24ポイントと、ＰＧＡツアーでは、かなり弱いフィールドです。チケットはウィークリーが50ドル、デイリーが25ドルと世界ランクにマッチした料金になっています。それに比べマイナビABCは4日間10000円、デイリー前売り3000円、当日3500円と4000円という料金です。PGAツアーより高い！これじゃ〜実力にあった料金じゃないので、ギャラリー来なくて仕方ないですよね〜。早く適正料金にしましょう！1500〜2000円、4日間4000円でいいんじゃね？っていうところでしょうか？
それでは今日も、レッスン公開をお楽しみください・・・
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