Question
パーオンしてロングパットを残すのと
手前に置いてアプローチを残すのではどちらがおすすめでしょうか？
Answer
これは状況によります。
どちらがミスを軽減できるかです。
また、得手不得手で決めるのではなく、
どちらも得意になるようにする必要があります。
グリーンが受けていて止まりやすいが、上に付けると
急斜面で下まで転がってしまう、などのケースは
グリーンに乗らなくても、下に付ける方が有利です。
番手間距離だった場合には短い番手で打つのが正解です。
また、風が追っている場合も同じです。
ただ、短い番手だと力が入ることもありますので
乗せない、手前に落とすということをイメージしてから打ちます。
ラフからの場合などは、フライヤーするかショートするかの判断で
ショートするなら普通の飛距離の番手、フライヤーしそうなら
番手を短くして打つことになりますが、どちらか分からない場合は
短めの番手を持って、刻む積もりで手前に落とします。
また、ピンが手前に切ってあり、フロントから５Ｙしかないなどの場合も
手前の花道が使えるならそこからパターで寄せます。
ただ、手前がクリークやバンカー、深いラフなどの場合は
傾斜がきつくなければピンの奥で止めるか、ショートアイアンならば
バックスピンで戻す事も選択肢の一つです。
易しい設定のコースでは、グリーン周りは全て同じ長さに切ってあり
ワンパターンで同じ打ち方、同じクラブでどんな距離でも寄せができたりします。
そのようなコースでは遠くのグリーンより近くのラフでしょう。
逆にグリーン周りが高麗芝などの強い芝の場合には
遠くてもグリーンに乗せて、できるだけ寄せを避けると良いでしょう。
また、グリーンばかり見るのではなく、途中の深いラフやバンカーなども考えて、
失敗してもトラブルにならない方向に向けて打つことで、
大叩きせずに済む方を選択をしてください。
練習ラウンドではこれらの逆をやっても良い練習になるかと思いますので
最終的にはその時の状況や個人の価値観で決めれば良いと思います。
