洋画家の熊谷守一氏の文に「三風五雨」というのがあるそうです。
十日の内に三日は風が吹き、雨の日が五日もあり、快晴の日は二日しかないと云うことのようです。
十日の内五日が雨とは梅雨の頃かもしれませんが、やや多いようにも感じます。
人生では苦難の日が多く、順風満帆時などはほんの少ししかないとの意味でしょうか。
ゴルフでも絶好調の日は極めて少なく、不調や時には何から何まで最悪で「もうゴルフなんか辞めや」
と思ったこともゴルファーなら何度かありそうですね。
トッププロでも今日は６３のコースレコードで上がったのに、明日は７３のスコアでたった一日で
10打も余分に叩いてしまったケースもあるほどですから我々アベレージゴルファーが好不調の
大きな波に翻弄されるのはある面致し方なく、むしろ覚悟しておくべきことかも知れません。
かと申しまして大叩きしたラウンドの後自信喪失してしまって立ち直れないような事態にも
陥りたくはありません。
大叩きにそれまでの自信を吹き飛ばされるのではなく、今の自分のゴルフなら想定内と
心定めておけばよいでしょうか。
晴れの日があれば雨の日もありますし、台風が直撃することだってあるのが人生と云えるでしょうか。
何事があっても有頂天にならず、落ち込みすぎないようにゴルフも人生も励みたいですね。
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