20150708

パット上達ブログ: ドラマはグリーン上

「ストロークの変遷」で紹介させて頂いた「禅パッティング」の著者J・ペアレントさんは、同著の「はじめに」の中で次のように語っています。

パッティングの取り組みに当たって、示唆に富む言葉ですので引用させて頂きます。

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パッティングでは、同じショットを正確に反復して行う手段はあらゆるショットの中で最も多様だ(*1)。

パッティングは、テクニック性と同じくらい高度な芸術性を要する。

特別な体力もスピードも、体格も機敏さも必要ない。

トッププロ並みの能力でドライバーが打てるゴルファーは少ないが、プロの世界のパターの名手と同じようにパターをストロークする能力は、ほとんど誰でも基本的に持っている。

パッティングのストロークは、フルスイングよりはるかに簡単な動作だから、パッティングではメンタル・ゲームが、成功か失敗かを判断するに当たって他のすべてのショットよりはるかに大きな要素になる。(中略)

ゴルフでは、勝利または敗北を決定する究極のドラマはグリーンの上で繰り広げられる。

私は2つの理由から「禅パッティング」を執筆した。

1つは、パッティングの袋小路に迷い込んだゴルファーが活路を切り開き、パッティングに秀でるためのお手伝いをしたいと思ったこと。

もう1つのそしてさらに重要な目的は、日常生活面でも読者に袋小路から脱出し、これまで以上に人生をエンジョイしていただくことにある。

端的に言えば、パッティングはゴルフの縮図であり、ゴルフは人生の縮図だ(から)。
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*1:最も多様なので、昔から「パットに型なし」と言われます。多様性を認めるものの究極に求めるものは「ストロークの再現性」です。
 再現性が高ければ、ボールは常に狙い通りに転がるわけですから、、、。
 
プロの指導する理論よりも、理に合わないながらも再現性の高いパッターが上手いパットをしている場面をしばしば目にするのは、こういうことを意味していますね。

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