20150424

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 「ジャストタッチでおもしろいように入る!パットの正解」

GWも仕事があるんですが、GW恒例の同級生達でのゴルフ+飲みをなんとか楽しみに過ごしてます。

前回の突発性ドライバーチョロとアイアンの左ヒッカケ症候群は・・・・・出たら仕方ない。(笑)


え~次のゴルフ本はまたまたパッティングの本なんですが、

ジャストタッチでおもしろいように入る!パットの正解 ジャストタッチでおもしろいように入る!パットの正解
(2014/04)
清水 一浩

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西東社刊  2014年4月

< 内容>
「しっかり強く」は大間違い。パットはジャストで打つ! プロも教えを請うパット名人の新理論「ジャストタッチ・パッティング」を紹介する。効果バツグンの練習法や、ジャストタッチ・パッティングに合う用具の選び方も掲載。」

<目次>
第1章 パッティングは「ジャストタッチ」が正解
第2章 パットが進化する「ジャストタッチ」の基本
第3章 パットの成功率が上がる!グリーン知識と攻略法
第4章 もう1ランク成長できる実践知識&メンタル鍛練法
第5章 ひと工夫で効果バツグン!アイデア練習法
番外編 ジャストタッチ・パッティングに合う用具の選び方

<著者略歴/清水一浩>
「PGAトーナメントプレーヤー。1972年生まれ、茨城県出身。10歳からゴルフをはじめ、ジュニア大会で活躍。法政大学ゴルフ部では主将を務め、1999年にツアープレーヤーに転向する。おもな戦績は、2006年つるやオープン3位ほか。パットに悩むプロゴルファーが教えを請うほど、ツアーきってのパット名人として知られる。」




ワシは、よくある、「ドライバーはこう打てだの、スライスはこう直せ、はたまたマネジメントがどうのこうの」とかいう本の類は、技術的には100切り・90切りがターゲットなので面白くないから、今のところあまり興味がない。

で、最近手に取るゴルフ本といえばパッティングの本ばかり。

パッティングはゴルフの中で一番業が深いものであり、ワシは練習場派(スウィング重視)だったので昔から苦手という悲しき歴史もあったりして、なんとなくこういう類のゴルフ本を読んでますな。

で、今回この本を読んでみて、まず最初の方にある表現が気になった。

「90台で回ることが多いアベレージゴルファーが2mのパットを1打で入れる確率は50%を下回る。しかしちょっと練習すれば、誰でも2mを50%以下を90%以上にする力が身につきます。それだけで90を切れるようになるかもしれない。」との記述。

これは、いくら90切りターゲットの本でも言い過ぎなんでは?(笑)

というのも、ツアートッププロでも2m強からカップインする確率は約50%。

つまり、TVで見るプロが簡単に入れてるけど、パットがよく入って優勝を狙える位置にいるからTVにうつるわけで、つまりこの距離はプロアマ問わず、永遠に入ったり入らなかったりする運命の距離なんだよね。

その証拠として、パッティング界の名著ペルツの「パッティングの科学(新装版)」によると、
マシーンを使って実際のグリーンで「3.6mから1,800回のパッティングの成功率は平均48%(すべて完璧なラインでしかも完璧なスピードで)」のデータもあるし、

パッティングの科学 パッティングの科学
(1996/09)
デイブ ペルツ、ニック マストローニ 他

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また最近の画期的な本である「ゴルフデータ革命」によると、最新のUSPGAツアー平均では約2.5mのパッティングで入る確率は50%。もある。
ゴルフ データ革命 ゴルフ データ革命
(2014/06/12)
マーク・ブローディ

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そして昔からある「届かなければ入らない」説と、ボビー・ジョーンズの「カップに届かなかったパットは入らない。しかし、カップの先まで転がったボールはカップに入らなかったことを知っている」とか「ボールをカップにジャストタッチで打てば、入り口はカップの正面、後方、左右と4つある。」という二つの相反する?説。

で、この著者のは、「しっかり強く狙う」より、「ジャスト」の距離感や強さで打つほうがカップインの確率が高まるという説です。

著者のストロークの軌道はインサイド・イン+ストレート・トゥ・ストレートであり、
「ジャストタッチの極意はヘッドを低く出してフォローのひと押し」
「距離感はストロークのリズムとフォロースルーの大きさで調整」が肝です。


テンポは常に「イチでアドレス、二でトップ、サンでインパクト~フォロー」
「リズムが速ければボールが飛び、フォローを大きくするとボールは飛ぶ」
「パットはタテ(距離)あってのヨコ(曲がり)。距離感あってのライン読み」
「目標を見ながら素振りをすると距離感が出せる」
「上りはアップテンポ、下りはスローテンポ」
「オーバーばかりのときはフォロー小さめ、リズム遅めに」
「フォロースルーだけでボールを押す感覚を養う練習」とか色々テクニック説明もあります。

まぁワシは、ペルツの「パッティングの最良のスピードはカップを平均43cmオーバーするスピード」を信じて、ガンガン打ってきたので、柔らかいジャストタッチは苦手ですが、この本を読んで少し試してみようという気にはなりましたな。


え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★★です。(満点は★五つ)


それから今までパッティングの本をかなり読んできたので、今度パッティングの本のまとめをします。(笑)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)