20150131

まる得!ゴルフレッスン公開: 新春特別企画 タイガーのスイング改造史40

W Mフェニックスオープン二日目。初日は、タイガーの参戦の影響で、ギャラリーは前年よりも3万人も多かったそうで、なんと12万人弱のギャラリーが会場につめかけたということです。それだけギャラリーが増えると、タイガーに1億円のギャラを払っても安いものでしょう。タイガーが出れば。メディアへの露出も増えるので、数億のギャラでもおかしくないと思われます。ただ、初日は後半に持ち直して、予選通過へ希望をつなげたのですが、二日目はかなりひどいプレーになり、前半は44というご乱調、後半に入っても挽回できず、38で通算82、もしかすると最下位での予選落ちになるかもしれない状況でフィニッシュしました。


これは、キャリアワーストのカードだそうで、この日もアプローチが悪く、普通ならパーで切り抜けるところ、すべてボギーやダボになった印象でした。昨日は、タイガーのアプローチミスについて、これは技術ではなくマネージメントの問題だと言っていた、解説者のプロキャディの方は、今日は、アプローチイップスではないかという話も出てきている、と解説していました。


12月のワールドチャレンジで、タイガーがミスを連発した時、このブログでは、こういった状況は並みの選手ならイップスになっても不思議ではない、と書きました。タイガーはリリースパターンの違いの問題なので、練習で克服するしかないと言ってます。だから、まだイップスとまでは言えず、早期に修正できる可能性も高いとは思いますが、イップスが厄介なのは、練習では何発打っても失敗しないのに、本番の一発では失敗してしまう。っていうところなので、こればっかりは本番での成功を繰り返すしか治療法がありません。


本来、アプローチでは、自分が打ちたい球のイメージだけに集中して打つべきところ、ボールにちゃんと当たるか?みたいなことを考えてしまい、そうなると、なぜか本番だけ練習とは違う筋肉の反射反応が起こってしまう。という感じなので、非常に厄介な病なのです。昨日のタイガーのアプローチには、どこかそんな雰囲気があったので、ちょっと心配になりました。


一方、日本人選手はというと、石川選手は昨日のラウンド後のインタビューで、今日はいい感じでラウンドできたので、明日も今日のようにプレーしたい、と言っていたのですが、結果は+2のラウンドとなり、一打及ばずに予選落ちになりそうです。結果から言えば、最後のアプローチで狙いに行かず、確実にパーにしておけば予選を通過できたことになるので、最後のアプローチで突っ込んだことが悔やまれますが、あの状況では、突っ込むべきではなかったでしょう。もし、突っ込んだつもりではなかったのならいいですが、突っ込んだのであれば、マネージメントミスでの予選落ちとなります。


そして、松山選手はというと、前半のインでボギーダボ発進。その後もスコアを1つ落として+4で折り返し、しかし、アウトに入って三連続バーディー、そしてその後、更にバーディーを重ね、終わってみればイーブンのプレーで通算-2は27位あたりで予選が通過できそうです。松山選手のバーディーは、最後の一個以外、結構長い距離のバーディーパットだったので、やはなにかを持っている、と感じられるプレーでした。


というわけで、今週は二人共の予選通過を期待しましたが、残念ながら松山選手だけの予選通過となったフェニックスオープンでした。週末のランクアップに期待です。


アメリカ女子のコーテスゴルフチャンピオンシップ三日目、日本から参戦したのは、宮里 藍、美香、上原の三選手でしたが、予選を通過できたのは、藍選手だけで、藍選手は三日目を終えて通算0で35位タイです。本人やお父さんの話によると、パターは良くなってきている、ということです。


そして、ウェブコムの試合では、初日70でまずまずだった今田選手でしたが、二日目は82も叩いてしまい、かなりの下位で予選落ちしてしまいました。82も叩いた理由はわかりませんが、今年でウェブコムのシードもなくなるそうなので、なんとか復活して頑張ってほしいですね。


それでは今日も、タイガーのスイングの変化をお楽しみください・・・


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