20141229

まる得!ゴルフレッスン公開: 冬休み特別企画 タイガーのスイング改造史11

イガーは、18歳の頃からスイング改造を始め、97年に21歳でマスターズに初優勝する頃までに、第一次スイング改造を終えました。そして、マスターズに勝った後、更に上を目指してスイング改造しました。2004年に行われたスキンズゲームでのインタビューでは、そのスイング改造について、自分がデビューした頃よりも、ツアーレベルが上がってきているので、更に強くなるために改造に着手した、あの時の改造は、スイングを根本的に変える大きな改造だった、今回の改造(ヘイニーとの改造)は、根本的なものではない、と言ってました。その後のタイガーは、2002年ごろに、このままだとこれ以上プレーできなくなる日は遠くない、と言って、ヘイニーとタッグを組みました。2002年当時、タイガーの左ひざは、かなりの痛みを訴えていたそうです。


先日、テレビの野球談議のような番組を見ていたら、元阪神の下柳さんが、中日の山本昌選手がどうしてこれほど長く現役を続けられるのか?ということについて、投手というのは、右バッターの外角に投げる練習をよくするが、右投手が右バッターの外角に投げるのは体への負担が大きいのに対し、左投手の場合は、負担が少ないので故障が少なく長続きするのではないか?俺って、意外と理論派でしょ?と言ってました。


そんなふうに、プロレベルの場合、体のちょっとしたひねり具合の違いでも、長年蓄積されると非常に大きな負担になってくるものらしく、だからそれは、プロゴルファーにも同様なことが言えるでしょう。若いうちは体の無理もききますが、30を過ぎると少し、40を過ぎると大きく、そして50をすぎると不可能なほどに無理はできなくなるものです。タイガーの場合、普通の選手よりも出場試合数は少ないのに、2008年頃、普通ゴルファーとしてはピークを迎える年齢で、体はかなりボロボロでした。


日本人選手では、松山選手の場合、それほど無理をしているようには見えませんが、石川選手の場合は、体の割に飛ばすために、かなり無理をしているのではないか?と思われるし、できれば、ピーク年齢の32歳あたりでも、体調が良い状態をキープできるように、今から考えて取り組んでほしいところです。それにはやはり、スイングのコンパクト化というものが重要だろうと思います。日本でコンパクトなスイングといえば、倉本プロが有名ですが、倉本プロを見てもわかるように、ああいうコンパクトなスイングというのは、シニアになって、あまり練習ができないような状況でも、いつまでも強いということが言えるでしょう。重要なのは、あまり練習しなくてもハイレベルな状態がキープできる、ということではないかと思います。


それでは今日も、タイガーのスイング改造を見てみましょう・・・


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