20200806
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: からだの回転 は 腕のクラブさばき次第❺
あれ? これって
あの例の「達人リートレビノ」の雰囲気と似てるかも…、
って感じたら かなりいい線 行ってます。
当たらない、打てない、
こんなのゴルフスイングじゃない、
そう感じる人もいらっしゃるでしょう。
しかし、この素振り を通して
❷点 気付いて頂きたいのです。
➀.自分のスイングは インパクト前後、そして以降で
左を向けていない~左半身が止まる
➁.もしかすると
フェースローテーションよりも
ヘッドとグリップの上下反転 という
意識がぬぐえない
➀.は既に何度も説明しているので
簡単にしておきます。
フェースローテーションをするには
支点が止まらないと出来ません。
多くの場合が 左グリップ です。
運動の中で 左グリップを止めるには
左半身の移動も止めなくてはなりませんし、
左腕が硬直するような動き が必要で、
それが インパクトの目安、目標地点であり
目標動作 になっていませんか❓
➁.は頭の体操 です。
上の➂っの動画には すべて
ヘッドとグリップの上下反転は存在しません。
ややこしいですが
腕さばきでの ヘッドとグリップの上下反転はなく、
前傾姿勢とからだの回転 によって
●テークアウェイ~トップ~ダウン前半 で
ヘッドの方が「位置関係」として高くなり、
●ダウンスイング後半~インパクト~フォロー前半
ヘッドの方が「位置関係」として低くなり
●フォロー以降
ヘッドの方が「位置関係」として高くなっているだけ。
腕とクラブの関係では
常時、スイングを通して ヘッドの方が高い のです。
ですので、両手を離した素振り であっても
それをスイング化したものであっても
フォローでは 左上腕をあげ、左グリップが上げますが
ヘッドは放置、低いままにしておきます。
✋そこを反転させれば 左上腕は上げられませんし、
判定と言う行為は 支点である 左グリップの移動を止めます。
その2点を気付いて頂いた だけで
この両手離しの素振りの意味は十分あります。
それだけでも スイングにはとっても有用です。
では、その2点を着目し、ショットを見てみましょう。
このスイングにインパクト前後で
左サイド、左グリップの止まる気配がありません。
よく言われる
「フォローは低く、出来るだけ長く出す」は
左サイド、左グリップが止まったら 実現出来ません。
真っ直ぐ行かせる、
繰り返し似た球を打てる、
条件とも言えます。
このスイングに 腕さばきで
グリップとヘッドの高さ関係を反転させる動き は
テークアウェイにも、ダウンスイングにもありません。
スイング軌道という
前傾姿勢 …股関節を境に 骨盤と大腿骨の 前への傾斜『差』
によって 傾いた、 その軌道 に沿って
かかる重さや不可抗力は考慮に入れている と思いますが、
その軌道通り、手は押しているだけ、です。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります