20200728

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイング軌道の『罠』



インサイドから振るのがすべて、ではない、
の関連のお話し…続きですが、

そもそも クラブやヘッドの移動の
一番の元は からだの回転、向きの変更
です。


ですので 良くある レッスン画像で
橋爪晃彦_Moment
このような アドレスの状態に対し、
どのラインが良いか、どのラインにするか
というのが あるのですが、
それに 本当に意味があるのか 強く疑念があります。


当たり前…ですが、
そのライン~軌道~軌跡は
クラブやヘッドが移動するから生まれる ので、
その移動の源、元を無視
そのライン形成だけしても 意味がない
気がします。

(本日のサンプル)

ことスイング形成、特に手で振るのを出来るだけ避け、
からだの回転で直に動かしたい と望む方 にとっての
インサイド の 『イン』 の意味は
アドレスした時の ボールよりも自分側 の意味ではなく
 【からだの幅の中】 のコト
なんじゃないのか と思うのです。

逆に アウトサイド の 『アウト』 の意味は
 【からだの外】 というコト

なのかも知れない…と思う訳です。

(インから振るのがすべて!じゃない_Moment(2)
それを前提に考えてみると
よほど フラットな 手だけで上げたスイングを除けば
ダウンスイングに入った時、
クラブ、ヘッドは からだの幅の中を通過 するべき
なのではないか
 と思うのです。


(インから振るのがすべて!じゃない_Moment(4)からだの向きは変えたのに
クラブの移動、ヘッドの移動 が伴わない
というコトは
スイングの大前提として
手でしか振らない、手でしか振れない、
軌道を手で作っている というコトになります

(軌道・軌跡 = 移動)

軌道を手で作るとなると
軌道とともに ヘッド姿勢やロフト変化が激しすぎて
その種類は 殆ど無限に存在し、
クラブの長さの作り方も人それぞれになるので
誰のことも参考に出来ず、誰にも教えられなくなります。


参考になるか、どうかは分かりませんが、
スイングを観察する際、
その軌道が 肩ごしから来るのか、肩なのか、
非常に少ないですが首から来るのか
そこを見ています。

肩よりも外 から入ってきた場合、
クラブの機能を十分に使えません。
(インから振るのがすべて!じゃない_Moment(4)

からだの幅の中を イン
からだの幅の外を アウト

と規定した場合、 その外は
ややこしいですが、ボールの内側 からヘッドが入ってきた、
としても 本当の意味のインサイド ではなく
からだの右、外側 から入ってきた と見ています。

そして これは残念ですが、
多くの方は 素振り の時点で
手で振るコト、手で軌道を作るコト、
手でクラブやヘッドを移動させることを前提としています。



(インから振るのがすべて!じゃない_Moment(2)(インから振るのがすべて!じゃない_Moment(3)






先日の記事で書いたように、
ワッグルしたり、素振りしたり するよりも
実際の打撃は クラブやヘッド、腕などの重みの積算
によって 遅れますから
想定している軌跡よりも必ず倒れます
それを加味した上で、
からだの幅の中から クラブを出す、
からだの幅の中を クラブを通すには

どうしたら良いのか、考えてみて下さい。

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