20200528

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: リリース 試しに手で振ってみよう



実際にからだ…ではなく、からだを使わず
手で振ってみましょう。

そうするコトによって、逆にからだでクラブを動かすコトも
理解できるようになるかも知れませんし、
あ、私、手で振ってるわ~ って認識できるかも知れません。

✋小さなショット ウエッヂで 30ヤード位を打つ距離感で十分 です。

スイング ココを治そう❶_Moment


手で振る第一条件とは
『手で』上げる、『手で』テークアウェイを取るコト から始まります。

アドレスがあって、
本来、からだの向き、お腹(おへそ)の向きが 右を向く(右打ち)分、
グリップは インサイドに、ボールから離れるように移動します。
からだの向きを意識的に行うと
右を向き始めても、お腹はやや下向きな感じ です。

200811__Moment(3)


『手で』上げる
その行為を 全部、左腕でやるコトに為ります。
ラヂオ体操や仮面ライダーの変身のように
前ナラエの関係であった左腕と胴体、
その左腕が胸にくっついていくような、 そんな感じです。
(左胸にポケットが合って 卵を入れていたら 潰す ような…。)

手や腕、この場合は 左腕に該当しますが、
手で上げると お腹は空を向き始めます。
(逆ピボット、からだが反って、体重が左に乗ってしまうパターンです)



ヘッドを振る感じになりますので、
その遠心力によって グリップは一度、からだから離れ
ヘッドがグリップを追い越すと 今度は急激にインに入り込みます。

葛谷 2017-2020_Moment


✋テークアウェイであっても、ダウンスイングであっても
 『手で振る』というのは
グリップの移動よりも ヘッドの移動の方が多いコト を指します。


👉ココの部分を勘違いしている人が多いのですが、
スイング全体では 確かにスイングは円弧を描きます。
しかし、それは からだの向きを変える という支点運動によって
生まれるのであって、 手や腕はそれとは直接関係にありません。

☑円運動だから 外周に位置するヘッドはたくさん動く

それ自体は間違いではないですが、
それは からだの回転、胴体の向きの変更 によってもたらされます

手や腕の働き、では グリップの移動分だけしかヘッドは動かない、
厳密に言えば、ヘッドの重さ分、ヘッドの方が少なく移動するのです。

そこの部分を『ごっちゃ』にして スイングを考えている人が
多いのではないか、と思うのです


『スイングは円運動だから... 。』
『ヘッドは円を描くように…。』
そう信じているが故に、手や腕さばきでも
 ヘッドの方をたくさん動かすと思っている人が多い気がします。

✋手で、腕で、ヘッドの方が 『多く』『たくさん』『速く』動かそう
 とした瞬間、からだの仕事は奪われてしまいます。
 手で、腕で、円運動を一瞬! 少しでもしか瞬間に
 その後は 手で、腕で振らなければならなくなります。
 からだは腕を振るためのきっかけ、 反動発生装置 と化してしまいます。

シリーズ ココを治してみましょう❸_Moment(4)



✋手で振ってみると感じるかも知れませんが、
 からだ、だけでなく 左腕、右腕も必ず
 どちらかが動いて、どちらかが止まる、
 速く動かす為に どこかが止まる と言う動作が出てきます。

☑テークアウェイが典型的な例 ですが、
 右腕、右半身を止め、左腕、左半身 だけを動かして 上げ、
 先に 腰を切り、左半身の動きの行き止まりを作り(壁 と言うそうです)
 左腕、左半身を止め、右腕、右半身 を使って 下げる
 典型的な アウトサイドイン の動きになります。



本題からは離れてしまいますが、
からだ、であっても、手や腕 であっても
クラブをブランブランにして、グリップを『大きく、速く』動かしている限り、
ヘッドは必ず 遅れます。
グリップの移動分より『多く』『速く』動くことはありません。あり得ません。
上下左右 どちらでも グリップの移動がおさまり、減速、停止した時、
折り返しの時だけ しか ヘッドの方が『多く』『速く』動くことはないのです。

from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります