関西も梅雨入りしたということで、毎日鬱陶しくはっきりしない天気が続いています。湿度が高く、非常に不快指数が高いのではないかと思われる今日この頃、テレビの情報番組では、中日ドランゴンズのファンが、サウスポーを自粛、というトピックがありました。
サウスポーってなんじゃ?って思って見ていたら、ピンクレディーのサウスポーを応援歌で歌っているが、歌詞にある「お前が打たなきゃ誰が打つ」という替え歌歌詞が問題だということでした。なんでも、子供に悪影響があるという球団側の言い分でした。「お前」がいけないらしい。
「お前」という言葉は、確かに目上の人に使う言葉ではありません。同僚や後輩、同年以下にに使うことばでしょう。また、初対面の人に使うこともありません。気心知れた相手にしか使いません。つまり、仲間や身内など、心理的に近い存在で基本的には同年代以下の人に使う言葉だろうと思います。
だから、決して上から目線用語ではありません。仲間意識用語であり、どちらかというと男言葉でしょう。しかし、女性で使っている人も多くいるし、問題はありません。
関西人なら、例えば「お前のことが好きや」というフレーズがありますが、これは「お前」でしか成立しません。「あなたのことが好きや」とは全く違います。女性なら「あんたのことが好きや」と言いますが、「あなたのことが好きや」だと、ちょっと作ってる感じです。そして、この「お前」は、言うまでもなく、決して上から目線言葉ではありません。そうだとしたら、言われた女性は絶対に拒否するでしょう。しかし、そうでないとわかっているから、普通は嬉しいか、悪い気はしないはずです。
なので、「お前」という言葉が子供に悪影響って勝手にきめつけられると、非常に憤りを感じます。小倉智昭さんは「僕はライオンズファンだけど、球団がそんなこと言ったらファンやめるね」と言ってました。ごもっともだと思いました。
ではなぜ「お前」という言葉に球団は違和感を感じたのかというと、選手とファンは同等ではない、自分たちの方が上だ、という意識があるからでしょう。「お前」と言われて違和感を感じるとすれば、目下の人や部下などに言われた時でしょう、同僚や仲間に言われて違和感を感じる人は少ない、むしろ、言われたことで仲間意識を感じてうれしい場合が多いのではないでしょうか?
プロ野球もプロゴルフもファンがあって成立しているので、ファンが仲間意識を持って接しているのを拒絶するってどう考えたっておかしいですよね?プロゴルファーがプレー中、バーディーパットを入れようとしている時「お前ならやれる!」とか「入れろ〜!」ってファンが言ったとして、「お前とはなんだ!」とか「入れろと命令される筋合いはない!」ってファンに食って掛かるプロゴルファーがいたら、バカですよね?ありえないですよね?普通は単に応援や励ましだと感じて嬉しいはずです。なので、今回のサウスポー自粛問題で明らかになったのは、中日は選手がファンよりも上だと思っていてファンと仲間ではないと思っている、ということですね。もちろん、プロ野球の選手をファンは誰でも尊敬しているものだし、個人的に会う事があれば、誰だって敬語を使うでしょう。ファンとして、壁の外から言うから、仲間意識の言葉が使えるだけの話です。それが理解できない球団であることを理解して、ファンのみなさんは応援していくことになるのでしょうね。私なら、形式的にさえ仲間と思ってくれない選手のファンにはなれないので、ファンやめますね。
今週のGWTVは、まだ編集していないので内容は未定ですが、先週の続きで天野さんのドライバーになると思います。天野さんのドライバーはヘッドスピードが49以上あり、流石のスピードですが、飛ばないというのは妙です。ところで、その天野さんがレッスンに来ていただいて3か月くらいになるのですが、先日ラウンドした時は、スプーンで250ヤード弱、245ヤードくらい、しかも狙ったところに飛ぶようになったと喜んで頂けました。よく飛ぶお知り合いの方のドライバーよりも飛ぶようになったそうです。ということは、ドライバーばら280ヤードくらいは飛んでもおかしくないはずですが、ドライバーはまだ安定していないそうです。スプーンで十分という感じです。確かに250yくらい飛べば、昔のアベレージプロよりも飛ぶことになるので、ほとんどのコースでアンダーバーで回ることが不可能ではない飛距離でしょう。一緒にラウンドしていた人からは「軽く振っているのによく飛ぶな〜」と言われたそうです。3か月でとっても上手になってもらえて良かったです。それでは今日も、レッスン公開をお楽しみください・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開