昨年11月始めの会社コンペと県シニア予選は、80前後のスコアでラウンドしたが、ショット自体は納得の行くものでは無かった。所謂、スコアを纏める力がついたのかもと思ってしまったが、実際にはそうでなく、その後、約2ヶ月85前後のスコアしか出せなくなっていた。方向性は良いが飛距離が出なくなっており、スイングが狂っていることを実感した。そして、インパクトに十分力が伝わっていない感触が、自分の身体の方にもあり、練習やラウンド後に筋肉痛も何も起こらなかった。手打ちのスイングだったのだろう。
今週の結果を出したラウンドは身体の中にも、力が出せている良い感触があった。ラウンド翌日には、足腰や肩甲骨周りにかなり疲れがあり、ショットで身体を十分に使った事を裏付けていると思う。
ショットに自信を持てる事は大事だと思っているが、その前に、身体が自分の思い通りに動くと感じていないと、おかしな動きをしてしまう。例えば、身体が固いと思えば、無理に回そうとしたり、回転不足を補うためにより多く腕を使ったりする。ショットに自信があると身体が勝手に動くという側面もある。
筋肉を何回も使って、動きを覚えさせる事と筋肉を疲れさせ過ぎないように調整する事が肝心である。筋肉や関節が良い動きを覚えていて、しかも何度も再現するだけのエネルギーをため込んでいる状態が良いと思うが、両立させるバランスは、どの辺にあるのだろう? 疲れた状態で練習すると、悪い動きを覚える感じもするが、十分に休養を取ってしまうと良い動きも忘れてしまうようにも思う。
from スーツマンのゴルフ競技挑戦