20190203

An Open-and-Shut Golf: AXIS1 実際にショップで打ってみました。


今年ときどき練習場に行くようになったゴルフ場にヘリコプターが来ました。


ここでホバーリングしてから、なんか液体を撒いてました。
でもなんか訓練っぽかったです。

すぐ隣が飛行場なんですよね。
ここまで低いと、おーっ! てなりますね。(笑)


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2009年にこのパターの存在を知って、...実に10年越しで実際に触ってみることができました。

以前ご紹介しました記事は、こちらです。 → 「Axis 1 パター

初めて見た時は、こりゃ一体なんじゃろかい?って思いましたね。造形が衝撃的でした。

(画像をクリックしますとAxis 1 のサイトに飛びます。)


まぁでもその後に、2015年に「Edel Putter 」(過去記事) が出まして、2016年に「OdysseyのToe-Up パター 」(過去記事) も出まして、この種類のトルクバランス・タイプのパターを試し打ちできた経験が過去にありまして・・・、

パターに任せて自動的にまっすぐに向いたストロークでショートパットがオートマチックに決まる、といった類の効果は望めないことは分かっています。 
(日本にもニュートン・プロライン・パターというのがあったとsyoballさんに伺いました。)


とはいえ、デモ・クラブがショップにありましたのでトライしてみない手はありません。


こちらは少し後から出た、AXIS 1 Joey-C というタイプでしょうか。
少しだけ形状がおとなしくなっています。


確かにトゥアップの位置でバランスしますね。


バック側はこんな感じ。


やはり珍しい形状のパターです。


カップに向かって構えて上から見るとこんな感じです。


上からの見た目としては、センターシャフトのキャッシュイン・タイプの雰囲気を醸しています。
でも横にしてヘッドをバランスさせたら、向きは真反対ですが。

( 1球、パッティングでシャンクしたというのは私のヘボさから起きたことなので内緒にしておきます。 上の写真を見ていただきますと何が起きたか想像していただけるかと。)


こちらのグリップには私の好きな「ラムキンのディープエッチド・グリップ」が採用されていました。


グリップが同じなので慣れていてグリップしやすかったのですが、ストロークしてみますと私のパターとはまるで違いますね。

アーク・タイプのストロークをする私が使いますと、ちょっとしたことでフェースの方向はブレブレになって、ショートパットがまっすぐ行かないことが多発してしまいます。

まっすぐストロークできるタイプのゴルファーには良い効果があるのかもしれません。



さて、こちらは AXIS 1 Joey-C よりも前に出た AXIS 1 Umbra というタイプです。

線を引いたフラップがトップに付けてあって、構えやすく、まっすぐストロークしやすくしているタイプですね。




この機能は、アーク・タイプのストロークの助けにはあまりならないかも知れません。


こちらのグリップは WinnのAVS が採用されていました。
ラムキンのディープエッチド・グリップが出る前だったのでしょうかね。



こちらに、AXIS 1 のパターのラインナップがあります。↓



ロングパットに関しては、ピンタイプやL字タイプの方に有意差があると思います。
やはりアイアンとかウエッジのような感覚で使いやすいと思いますので。

もっというと、アイアンやウエッジにはバランス角が付いていますから、L字タイプよりもむしろピン・アンサータイプの方がバランス角が付いていて動きのイメージに合うと思います。


「トルクがない」ということが売りになっているパターですが、逆に言うと、トルクがない分ちょっとでもオフセンター・ヒットとかフェースの開閉とか、グリップ強度とかの手ブレ要因などその他の要因があると、すぐにフェースが回ってしまいやすいってことでもありますよね。
小さな力でぐるんぐるん回っちゃうわけですから。
せっかくの慣性の力を利用できません。

それにしても、こうして打ってみることが出来るというのは、持っていた興味を実体験できるってことで、とても嬉しいことだなと思いました。



from An Open-and-Shut Golf