20180828

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 夏季 アプローチ集中講座④


8番アイアンを使って
20ヤードのランニングアプローチをしてみましょう。
弊社では ボールの位置は左足かかと位 と概定していますが、
ボールを上から押さえ込む感覚を掴むドリル というコトであれば
やや右より、右つま先の前位でも良いでしょう。

ボールを上から押さえ込むと
動きやヘッドスピードはゆっくりでも
ものすごく小さなテークバックでも
思いのほか、ボールは強く・速く 飛び出ます。

✋ヘッドを動かすのでなく
 きっちり握っていても 動かすのはグリップ です。
 グリップは下がる一方、低くなっていく一方で
 上下 と言う意味で弧を描くことはありません。


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ですので このようにグリップが上下に弧を描いてしまう限り
同じ距離はとても打ち続けられませんし、ミスも多く、打てばショート、
ボールにはスピンが効かず、緊張感のある場面、疲労してきた場面では必ずミス、
これでプロになろうとしたら 正しく打つのの10倍近い練習量が必要になり
プロになるより 体を傷めてしまう方、摩耗してしまう が先に来ます。
もし、プロになれたとしても
この打ち方は 意図的に飛ばさないための打ち方 です。
自然にしていれば 飛ばない のです。
それを無理やり 飛ばす にするのは不自然。
不自然なことは 緊張感の中、疲労の中では発揮できません。
また プロなりに飛ばすには 飛ばない打ち方で飛ばすのですから
気が狂ったような運動速度、不自然な動きの負担から逃げられません。

人生の中で バイオリズムの合う 一生に一回 で活躍できるかどうか
で終わってしまいますし、
練習量が自分をすり潰してしまうでしょう。
 それが 今の若手プロがすぐに消えて、日替わりメニューになる大きな要因です。
まあ・・・プロを教える人もこう教えますしね・・・。
ジュニアのスイングを見ていると 例外ないほど コレ ですね。





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これがショットの基本であり、アプローチの基本です。

グリーン周り、グリーンの状況、置かれた環境に応じて
その同じことを ピッチングにしたり、サンドウエッヂにしたり
するだけのことです。


打つクラブの状況にもよりますが
上から抑えられた飛び出たボールは
速く飛びますが、スピンは効きます。
ピッチングあたりでは 1.2.3バウンドともに
スピンと言うブレーキが入ります。バウンドのたびに 減速がかかります

そのボールの飛び出るスピードと
自分の動かすグリップの速度関係を掴んでください。

 ✋これが出来れば 100は打たなくなれます。

今までのショットに比べ
小さな動作、遅い動作 で望みの距離を打てます。


距離感~テークバックの大きさ など忘れてください。
単に グリップをどの速度で動かすのか
そのイメージ通りに するだけです。
そして それはコースで普通に行えます。


練習場で慣れてきたら
その距離を 30~40~50 と増やしていきましょう。

手さばきでクラブを動かすのはインパクトで終わりです。

惰性はありますが、インパクト以降は
体の左向きでグリップを移動させ、ヘッド抜くのです。

そういう意味では ウエッヂなどの用語 で
ぬけの良いヘッド なんていう言葉も
スイングを誤らせる原因の一つなんでしょうねー。

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ヘッドを動かすのは
単に打ち手が ヘッドを動かすほど飛ぶ と
勝手に誤解しているからであって、
確かに労力もいるので実感しやすい点は否めませんが、
有り余る運動性能があるのであれば お好きに ですが
そうでない限り、ヘッドを動かした時点で
すべて おしまい です。



これを覚えると
アプローチが飛躍的に良くなるだけでなく
スイング全体、ショット全体が良くなりますし
距離がかなり伸びます。
 というか これがショットのすべて…… とも言えなくもないです。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります