20180103

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 新年のご挨拶と「ザ・ウエッジ・バイブル アプローチ&バンカー自由自在!」

え~とりあえず新年おめでとうございます。

年末年始は相変わらず飲んだくれていて、
昨日は今回が35回となる年1回の恒例の同級生麻雀大会でした。
ほんまよう続いていまして、内容よりその後にかなり飲んだくれていましたな。(笑)

で、明日から仕事始めですが、で、今年は少しゴルフに燃えようしてますね。



そして、今年最初のアップはゴルフ本の書評からスタートです。

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「ザ・ウエッジ・バイブル アプローチ&バンカー自由自在!」
石井 忍 (著) 実業之日本社 2017年5月



<内容>
「“寄せワン”“砂イチ”連発!テクニック&ギアの機能を完全解説!アプローチに“感性”は必要ない!」

「本書はショートゲーム、なかでもウエッジを使った距離の短いショットに
フォーカスしたレッスン書です。
ウエッジゲームはゴルフのなかでも比較的地味なテクニックですが、
スコアメイクのうえでは非常に大きな役割を担っており、
レベルに関係なくとても重要な意味をもっています。

みなさんは自分のパーオン率がどのくらいかご存知ですか?
トップアマレベルでもそうそう5割は超えないでしょう。
平均スコアが100程度の人ならせいぜい2~3割。上達に結びつく、良い「セパレート練習」方法の紹介。

1ラウンドでパーオンしたホールが2つか3つということもめずらしくないはずです。
だとすると、ほとんどのホールはウエッジを使ってグリーンを狙っていることになります。
OBやハザード以外での大叩きの多くは、
このウエッジゲームで発生していると言えるのではないでしょうか。
アマチュアゴルファーのプレーを見ていると、
ウエッジの守備範囲でのスコアの取りこぼしが非常に多く、
そこを見直すことで大きくスコアアップできる人がたくさんいます。

ウエッジワークのレベルアップは、スイング改造ほどの大手術は必要なく、
はるかに短時間で確実にスコアアップにつながります。
なぜならウエッジワークは、比較的小さな動きであるため、
動きの方向やコツを理解したり余計な動きを抑えたりするだけで
精度や再現性が大きくアップしやすいうえ、
構えや考え方を見直すだけで得られる効果もロングショットに比べて大きいのです。

本書では打ち方のレッスンよりも「どのように考えるべきか」という基本的な概念や
思考プロセスなどに重きを置いて説明しています。
状況に応じて適切な答えを導き出すための「公式」とも言うべき
基本概念を理解することが重要なのです。
そして、ウエッジゲームの上達を目指すのであれば、
感性を捨ててマシーンになることを目指してください。
感性が大きな部分を占めていると思っている人が多いのですが、実はそうではありません。
正確性と再現性の高い機械のような動きこそがすべての土台となり、
それがあってはじめて「公式」を当てはめることができるのです。

<目次>
第1章 ウエッジワークの基本「2つのアプローチ」
第2章 ウエッジワークのキモ「距離感」
第3章 ミスはどうして起こるのか?
第4章 ウエッジの機能と選び方
第5章 コースで役立つ応用ウエッジワーク
第6章 ウエッジワークのマネジメント

<著者/石井忍>
「2010年よりコーチに転身。プレイヤー経験を活かした、テクニックとメンタルを両立したレッスンにより、プロを中心とした多くのプレイヤーをサポートする。現在はプロやトッププレイヤーのコーチングをはじめ、ゴルフ雑誌やインターネットなどのメディア活動、ジュニアゴルフトーナメントのアドバイザーなど多岐にわたり活動する。エースゴルフクラブ千葉、エースゴルフクラブ神保町を主宰。アマチュアに向けて、その経験を活かしたレッスン活動も展開している。」





この「ワッグルゴルフブックシリーズ」は2017年から吉田洋一郎「ロジカル・パッティング」や
奥嶋誠昭「ザ・リアル・スイング 科学が解明した「ゴルフ新常識」」など出版してますね。

え~ワシが今まで読んだ石井忍プロの本は、

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練習の成果が本番で出せない人への、
上達に結びつく、良い「セパレート練習」方法の紹介と技術と心の二つのマネジメントレッスンである
2015 07.27「スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方」 と、

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ゴルフダイジェスト社のレッスン絵本シリーズで100y以内のレッスン本で
100ヤード以内から平均2.5で上がれるようにと教える
2016 08.26「考えないアプローチ」    の2冊です。


で、この本はショートゲーム、なかでもウエッジを 使った距離の短いショットにフォーカスしたレッスン書であり、
「打つ技術」よりも「どのように 考えるべきか」という基本、テクニック&ギアの機能を解説してます。

ちまたで言われるほど、アプローチに“感性”は必要ないと断言していて、
アプローチには正確性と再現性の高いマシーンのような動きこそがすべてと説いています。

基本はキャリー重視で、落としどころが大事ということです。 
そしてその距離感=振り幅であるとシステマティックに解説してますね。

ウエッジゲームは30~40ヤード以下の短い距離のアプローチ「ショートアプローチ」
(飛ばす必要がないため正確性と再現性を最重視ーパッティングの延長)

そして、それ以上の長い距離のアプローチ「ロングアプローチ」に分類
(ある程度の飛距離を出しつつ高い正確性を確保ーショットの延長)


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気持ちよくスイングしたときのキャリー距離(ゴールデン・ディスタンス)を基準に距離感を作りあげ、
そして距離感は「球の高さ」でイメージするということです。まぁ確かにそうですね。

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でも、最後のあとがきには、やはり上達には「練習」と「経験」が必要と書いてますので、
この本はあくまで、アプローチの基本解説なんで、ワシには物足りなかったな。

まぁターゲットが100切り・90切りなのは理解しても、ワシには同じターゲットでも既存の2作のほうが良かったな。

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★です。(★3が満点)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)