【読者様からの質問】
「倉木様
いつも楽しくブログ拝見しています。今回はアイアンについてご相談します。
昨今諸事情により、練習を頻繁にすることが難しい状況になってしまいました。
今後も状況はあまり変わらないと思います。(ラウンド前に数回程度)
しかし、お誘いは結構あるので、ラウンドは月1回程度は行きますが
練習不足の為か特にアイアンが安定せず楽しいゴルフが出来ていません。
そこで、少しでもクラブに助けて貰おうとアイアンの買い替えを検討しています。
矛盾しているかもしれませんが、見た目もカッコ良い易しいアイアンを探しています。
今はMP54にK'sツアーライトを挿しています。(7Iで165yard)
HSは1年前にサイエンスアイで計測した時は48~49m/sでしたが
今は振れてないので少し遅くなっていると思います。
スコアは調子が良いと85ぐらいですが崩れると110ぐらい叩きます。
買い替え候補は以下の通り。
アキラ PROTOTYPE KS501または KS601FT
シャフトはPROJECT X PXi(5.0、5.5)、モーダス105など
上記のアイアンは宣伝通り飛び系の易しいアイアンですか?
シャフトはDGやモーダス120は苦手です。
もちろん試打ができれば良いのですが時間もなく中古で検討しています。
また、その他おすすめがあればお願いします。
以上」
【倉木真二の回答】
KS501は飛び、芯の大きさのバランスに優れたモデルです。
飛びと適度な優しさのバランスを求めるヘッドスピードが速めのゴルファーに合っています。
ヘッド重量に対してロフト角がわずかに立っているので軽めのシャフト重量、さらにカウンターバランス気味のものを組んで少し長めに組むとバランスが良くなります。
実質的に1番手ずれているロフト角と考えて良いです。
候補にしているシャフトは長めに組むのに合っています。
KS501は適度なネックの長さ(重量)があるので芯が大きめです。
反面、最近のモデルにしては重心が少し高めです。
ですが、それがやさしさにつながっています。
アイアンのやさしさは物理的なソール幅とバンス角が最も影響度が高い(クラブヘッドの入射角や軌道のズレに対する許容範囲が広くなる)のですが、KS501はアスリートモデルとしては広めなので扱いやすいと感じるはずです。
ヘッドスピードが速いので重心が高目の点もボール初速をロスしにくいインパクトの助けになります。
ボールが上に行くのではなく前に出てくれます。
ヘッドスピードが遅めになると失速してキャリー不足となりますがヘッドスピード的に問題ありません。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ