20171227

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイングが良くならない理由 体の回転



なかなかスイングが良くならない、変わらない
のは何故なのか についてです。
スナップショット 1 (2015-06-29 12-35)

スイングには大別して
☆正面のあるスイング
☆正面の存在しないスイング
というのがあります。

この二つは何が違うのか というと
考えてみれば当たり前なのですが、
✋体(骨盤)の回転の仕方
✋腕の使い方

に大きな違いがあります。
適当な表現ではないですが、
真逆な関係、真逆な違い に近い感じです。

スイングのちょっと意地悪なところは
使う道具・用品が構造上、
先端に重さが集中しており、
その先端部(ヘッド)の重さが形状上、
 偏重、偏っているため
静止時と動作時でかかる負荷抗力が
他のスポーツとは違う、大きな差があると言うコトです。
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スイングの治す時
よく聞く言葉ですが、
「あそこを気にすると、ここが出来ない」
というのがありますが、
回転の仕方と腕の使い方は必ずパックで動きます。

ちょっと実験してみましょう。
①両手で合掌します。
②その合掌を胸の高さ、
③肘を肩の高さにあげ

 肘を外に張りめにして下さい。
スナップショット 1 (2015-04-06 2-07)

ボール、もしくはボールに相当する目標物を置きます。
普通のボールの位置よりもやや近め
通常の2/3の距離・間合い位が良いでしょう。

テークアウェイし、トップの位置からダウンスイングに
入りますが、正しい体の回転は
左肘が 自分の視界👀では
ボールを直に打つ、真上を通過するような
体の回転をします。

でも おそらく多くの人の体の回転は
トップの位置からダウンスイングに入ると
どんどん左ひじがボールから離れていく
体の回転をしていると思います。

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あたりまえですが、クラブは両手で握っています。
それは万人共通です。
両手はある種、拘束されているような状態です。

打つボールの位置と
体の回転、体の姿勢、
腕の生えたそれぞれの肩の位置関係、距離 は
当然 腕の使い方、腕の長さの取り方 に
密接に関係してきます。

前述の実験・ドリルで
ダウンスイングからインパクトまで
左肘がボールに近づく
、自分の視界でボールの上を
通過するように回転するのと
ダウンスイングから左ひじがボールから離れていくような
回転をするのでは 両方の腕の長さの取り方が
全く異なるので

体の回転の仕方と腕の長さの取り方は
常時パックでしか変えられません。

クラブを縦に使う と言う意味ではありませんが、
インパクトまでに 右腕は出来るだけ長くしたい、
元の長さにしたい と思っても、
ダウンスイングで 左肘がボールから離れていく回転では
その左肘がボールから離れていく分、
右サイドは 立体的にボールに近づいていくので
右腕を伸ばしたら「ボールは打てません」~ダフリます。

ですので、例えば、ドリルや練習で
インパクトまでに右腕を伸ばすことをテーマにしていたら、
ダフッてしまう のが正解の道で、
上手く当たらないからと そこで調整したら
必ず元の動かし方に戻ります。

右腕は伸ばす 右腕は伸ばす
でも ダフリまくる
でも 右腕を伸ばすことを辞めない
という過程で、だんだん体の姿勢は変わっていくモノです。

スナップショット 1 (2014-04-20 10-03)


とは言っても それも辛いですから、
オジサンゴルファー向きの
もちょっと簡素な方法をアドバイスさせて下さい。

多くのゴルファーは 腕…というと
殆どの場合 前腕の使い方、手 を想像しますが
腕の使い方 と言う言葉を使う場合、
それを指すのは 上腕 です。
肘…も意味としては近いですが、
体の回転も同時進行で! と言うコトを考えると
より体に近い 双方の中間にある上腕 を意識しましょう。
スナップショット 2 (2015-09-24 17-52)

上腕の使い方のイメージは
腕の使い方でもあり、体の使い方にもなります。
私の経験上、体の回転でボールを打つ
と言う言葉を体現するには
上腕を意識すると良いでしょう

言葉通り、『体の回転でボールを打とう』とすると
腕やクラブの長さ、クラブの構造、重量配分上、
必ず遅れてしまい、結局 腕で振らなくてはならなくなります。

体の回転でボールを打つ は
上腕…肘でボールを打つようにしてあげると
腕と体の双方 その動かし方を同時進行で覚えやすい です。
体の回転は上腕の動かし方で覚えた方が良いです。

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