ボールを効率よく、美しく飛ばすのは
ヘッドの下降過程にインパクトを迎えるのが理想です。
それは緩やかであったとしてもドライバーも同じです。
ティーアップされて、左に置いてあるから
結果として、レベルや微妙なアッパーになるのと
しゃくり・煽り振り(アッパー)にするのとは違います。
ボールの縦回転/スピン量のメカニズムは
静止画像での ヘッド姿勢は同じでも
✊上から入って来れば
出球ー低め スピンー多め 速度ー速め
✊下から入ってくると
出球ー高め スピンー少な目 速度ー遅め
になります。
同じクラブであっても かなり違う球筋・球質です。
一見すると スピン過多に悩むアマチュアは少なくないので
下から入ってくる『煽り打ち』の方が
スピンが少なくなる ので良さそうですが、
打ち出し角度が必要以上に高い ということは
ボールの実質移動距離が平行距離と乖離しており
水平方向に対するボールの移動速度が遅くなるので
全く意味がありません。
また、ティーアップされたボールはなんとかなりますが、
ドライバーを除いてほとんどのクラブは
地面に置いてあるボールを打つのですから
その 弊害を考えると、
ドライバーショットが10%余計に飛んでも
良いことはないと言えます。
(実際 煽り打ちで飛ぶ平均値は
正しい上下の軌跡で入れるより落ちます)
バンカーショットに大きな問題
アプローチにも大きな問題 が生まれ
体を酷使し、とても負担が大きい割に飛ばないので
なにひとつ良いことはないと言えます。
ボールを上から打つ
ということは 左サイドの低い
右を向いている時に打つ
ということと同意語です。
ボールに横回転の入るメカニズムは
ヘッドの軌跡次第です。
同じヘッドの向きをしていても軌跡が
ボールに近づいていく のと
ボールから離れていく のでは
全く逆の回転が入ります。
つまり 体の回転に対し振り遅れ
体が左を向き始めてから ボールを打つ状態では
より ヘッドの向きを左に向けないと
右回転を抑制する、抑えることはできない のですが、
右を向いているうちに
ボールに近づいていく過程で インパクトに入れれば
見た目、ヘッドがやや右を向いていても
右回転は入らないのです。
することが少なく出来る ということなのです。
一番 悪いのは
ヘッド軌道の最下点、ボトムでとらえようとするイメージです。
ボトムでとらえようとすると
距離や高さに対する ボールの球質も種類が豊富、
左右の曲がり・回転に対する球質も種類が豊富、
になってしまい安定しません。
距離の管理はスピン量の管理とも言え
打ってみないと スピン量がどうなるか
始めから分かりにくいショットでは戦略し難いでしょう。
意識していない人は多いですが、
ヘッドがグリップを追い抜き、
グリップエンドが体の右を向いたら
それは イコール 上を向き、体が開いている
というコトです。
それを意図的に、腕であろうが、肩でやろうが
やろうとしている ということは
自分から しゃくり打ち、体が開いて打つ
典型的なアウトサイドイン をしている というコトになります。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります