20170702

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 飛ばせるスイング造り①


ゴルフに限らず体力増強・維持は素敵です!

体を鍛えたとして
今の状態から伸ばせるヘッドスピード…
はたかが知れています。

自分の持っている体力を最大限に活かし、
それを運動速度にし、
そして、それを出来るだけ距離に転化できるよう
していくには方法があります。


①クラブを重く使わないようにすべし!

ゴルフクラブは1mの棒の先に
その重さの6~7割が集中している
実はハイスピードで動かすことを
あまり得意としていない構造の道具です。
スナップショット 6 (2017-06-28 19-07)

最近のクラブは…
多くのアマチュアには選択がないかも知れませんが、
振り回すために ヘッドは軽く、小さく、
シャフトは無機質なほどの硬さ…
振り回すことを前提としており、
テレビで目にするプロも まるで真空切りのようなスピードで
(その割には飛んでないと思いますけどね)
それが ボールの打ち方と信じています。

ゴルフクラブの基礎構造からすると
その先端に重さの集中した長い棒を

✋いかに長く使わないか
✋いかに短く使うか


というのは意外に大切で
ここ、勘違いしている人が多いですが、
多くの人は クラブの長さをスイングの半径 
腕も含めた クラブと腕の長さがスイングの半径
と思っています。

その上で 腕とクラブを最大の長さにしようと…
それがスイングの弧を大きくすること
勘違いしますが、
それはより クラブの重く使い、
単にヘッドの通る道のりが多くなる だけで
スイングの原動力である 打ち手の動作の妨げ
になるだけです。

スイングの弧 の基礎になるのは
そのクラブの長さによる 前傾姿勢です。
その軸になる 背骨からヘッドまでの距離 が
基本になる 円弧の半径になります。
スナップショット 1 (2017-06-30 12-39)

腕の長さとクラブの長さが半径ではありません。

よって アドレス時に出来た その距離感
半径は それ以上長くなる、遠くなることはなく
スイングの中でクラブが起きたり、立ち上がったり
することによって
その基本の円弧よりも中、
近い方にヘッドが存在することはありますが、
その円弧よりも遠くなる、長くなることはありません。

胸から…や、へそからのヘッドの距離が
クラブの長さと捉えると良いかも知れません。
体の回転 を主としてクラブを動かしていれば
短く…なることはあっても、長くなる方には
その長さに大きな変化は発生しません。

4bcbe6f4ですので このような上げ方をしてしまうと
クラブがいきなり長くなってしまう、
もしくは ここに行き着く過程の中で
長くなってしまうので
重いものを動かす、引きずるような
動きになってしまいます。

まあ 軽くて振り回しやすいクラブだと
こう振らざるを得ないのかも知れません…。




tna_Momentスナップショット 1 (2017-06-30 12-39)








また これも勘違いですが、
例えば ウエッヂとドライバーには
クラブの長さとして 10インチ程度 30㌢近い
物質的な長さの違いがありますが、
ゴルフスイングの中では
その長さ程の円弧の大きさの違いは出てきません。

クラブの長さを必要以上に長く使うことは
クラブを重くしてしまう 最大の要因になり
ヘッドの通る道のりが倍増してしまうのも伴ない、
労力としてとても要し、
自己満足的な運動で終わってしまいます。
 
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります