20170702
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 飛ばせるスイング造り①
ゴルフに限らず体力増強・維持は素敵です!
体を鍛えたとして
今の状態から伸ばせるヘッドスピード…
はたかが知れています。
自分の持っている体力を最大限に活かし、
それを運動速度にし、
そして、それを出来るだけ距離に転化できるよう
していくには方法があります。
①クラブを重く使わないようにすべし!
ゴルフクラブは1mの棒の先に
その重さの6~7割が集中している
実はハイスピードで動かすことを
あまり得意としていない構造の道具です。
最近のクラブは…
多くのアマチュアには選択がないかも知れませんが、
振り回すために ヘッドは軽く、小さく、
シャフトは無機質なほどの硬さ…
振り回すことを前提としており、
テレビで目にするプロも まるで真空切りのようなスピードで
(その割には飛んでないと思いますけどね)
それが ボールの打ち方と信じています。
ゴルフクラブの基礎構造からすると
その先端に重さの集中した長い棒を
✋いかに長く使わないか
✋いかに短く使うか
というのは意外に大切で
ここ、勘違いしている人が多いですが、
多くの人は クラブの長さをスイングの半径
腕も含めた クラブと腕の長さがスイングの半径
と思っています。
その上で 腕とクラブを最大の長さにしようと…
それがスイングの弧を大きくすること
勘違いしますが、
それはより クラブの重く使い、
単にヘッドの通る道のりが多くなる だけで
スイングの原動力である 打ち手の動作の妨げ
になるだけです。
スイングの弧 の基礎になるのは
そのクラブの長さによる 前傾姿勢です。
その軸になる 背骨からヘッドまでの距離 が
基本になる 円弧の半径になります。
腕の長さとクラブの長さが半径ではありません。
よって アドレス時に出来た その距離感
半径は それ以上長くなる、遠くなることはなく
スイングの中でクラブが起きたり、立ち上がったり
することによって
その基本の円弧よりも中、
近い方にヘッドが存在することはありますが、
その円弧よりも遠くなる、長くなることはありません。
胸から…や、へそからのヘッドの距離が
クラブの長さと捉えると良いかも知れません。
体の回転 を主としてクラブを動かしていれば
短く…なることはあっても、長くなる方には
その長さに大きな変化は発生しません。
ですので このような上げ方をしてしまうと
クラブがいきなり長くなってしまう、
もしくは ここに行き着く過程の中で
長くなってしまうので
重いものを動かす、引きずるような
動きになってしまいます。
まあ 軽くて振り回しやすいクラブだと
こう振らざるを得ないのかも知れません…。
また これも勘違いですが、
例えば ウエッヂとドライバーには
クラブの長さとして 10インチ程度 30㌢近い
物質的な長さの違いがありますが、
ゴルフスイングの中では
その長さ程の円弧の大きさの違いは出てきません。
クラブの長さを必要以上に長く使うことは
クラブを重くしてしまう 最大の要因になり
ヘッドの通る道のりが倍増してしまうのも伴ない、
労力としてとても要し、
自己満足的な運動で終わってしまいます。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります