20170502
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ 逆転の発想③脇は守るけど、腋は締めません
これも何度も書きましたが
脇 は簡単には端っこのことで
ゴルフのスイングの中での話では
体側 の事を指します。
『脇に寄って』と言われれば
道路の端に移動したり するでしょ?
ところが 多くの人は
腋 を脇と勘違いしており
屁理屈で言えば、腋の下 は 脇「の」下で
脇そのものではないのです。
例えば
このようなテークアウェイを取ってしまうと
右の腋の下は締まっていますが
左の脇はがら空きです。
腕は本来 体の脇の部分に位置している訳で
脇が空く ということは
その位置がずれた、違う場所に言った
という事を指しています。
この左腕と左体側(左脇)の関係を作るには
左腕が体から離れた上で
回内する動作
(手の甲が上を向いていく)
(握手の状態から親指が中に入る回転)
主になっています。
回内 手の甲を空に向ける
回外 手の甲を地面に向ける
この二つの動きは
体を止めないと出来ない動きです。
特にテークバック時には
ゴルフクラブのヘッドの構造上
握っているシャフトよりも
クラブヘッドの重さは右にあるため
用意に回内出来てしまいますが、
それが体の回転 右向きを奪い取ってしまいます。
多くの方は 体の回転は『背中の張り』と思っていますが、
正しくは 軸足 …この場合は右足
『右足股関節周りの張り』です。
テークバック時 左腕を回内してしまうと
体の回転を取ってしまうばかりか
左腕という弱い腕が大きく右にズレてしまいますから
行きはよいよい
帰りは怖い になってしまいます。
行きはクラブヘッドの重さの位置関係で楽出来ますが
帰りは倍々になった重さを インパクト直前に回外しなくては
イケなくなり その行為が体の回転も止め
体を起こす(圧力が上に逃げるので)行為になり
良いことは全くありません。(故障の原因)
両腕と体との関係は
体の体側を挟んで 手と肘がある
手が体の中・肘が体の外
で 体側をガードするような
そんな関係をイメージしておくと良いのではないかと思います。
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