【質問】
「いつも楽しく拝見させて頂いております。
また、適切な回答をありがとうございます。
以前アドバイスいただきました、MCI 100Xをハイブリッドにリシャフトして距離、方向性も良く心強い武器になりました。
今回は、ツアーADのPT 7XとDI 7X、クロカゲXT 7Xが手に入りましたので3Wをリシャフトしてみようかと思いますが、それぞれの特長、チップカット、ドライバーからの流れはどうでしょうか?
ぜひアドバイスをよろしくお願いいたします。
現在のセッティングは
DR タイトリスト917D2 クロカゲXT 60X メーカーカスタム 45インチ
3W テーラーメイドM2 ツアーAD MD7X 0.5チップカット 43インチ
HY テーラーメイドM2 MCI 100X 40.5インチ
以上よろしくお願いいたします。」
【回答】
PTは癖のない素直な剛性、XTはわずかにメリハリがあり弾きとしなりを感じる剛性、DIは最もメリハリが効いていて手元と先端が硬く中間に大きなしなりを感じるシャフトです。
PTは素直で扱いやすいです。
XTは切り返しで手元にしなりを感じつつインパクトでわずかに先中が動き、適度にボールを打ち上げて捕まりすぎません。
アイアンのプロジェクトXに少し似ています。
DIはダイナミックな動きで高打ち出し、低スピンをシャフトが助けてくれます。
M2フェアウェイウッドはロースピンヘッドなのでDIを入れれば飛距離的に有利な仕様になると感じます。
PTの場合はMDよりしなりを感じ取りにくくなりますがヘッドの動きが安定します。
XTの場合は最もうまくボールを捉えやすい剛性に仕上がると感じます。
地面にあるボールは少し手元が軟らかい方がボールを捉えやすい傾向にあります。
DIだとダイナミックな動きで飛ばしに有利、PTだと素直にコントロールしやすい、XTだとしなって先端が暴れず捉えやすい、という感じになります。
MDだとPTとXTの中間くらいになると感じます。
抽象的な説明になりますが以上のような違いがあります。
チップカットについては目的にもよりますし、それぞれのシャフトで異なるので少し説明が困難です。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ