20170309

まる得!ゴルフレッスン公開: 長瀬選手のスイング改造2

日は水曜なので、長瀬選手のスイング改造の途中経過をご紹介します。先週はセットアップでの変化をご紹介しましたが、今日はトップでの変化をご紹介します。

上の図はトップを正面から見た比較ですが、パッと見た印象としても何かが変わっていることが感じられると思います。右のトップの方が左に比べて安定感みたいなものが感じられないでしょうか?左のトップはちょっとバランスが崩れているというか、体に無理があって歪んでいるというか、そういう印象でした。しかし、右の最近の方ではそういった歪みや無理感がなくなり、安定感があります。

トップの図に補助線を引くとその原因が分かるかもしれません。以前は体が起き上がり、のけ反るというほどではないですが背骨が少しリバースに動きかけていました、また右腰もスエーして右に流れてしまっていたのですが、右足の角度や右腰の回転が改善され、踏ん張り感が良くなっています。

また、長瀬選手は肩回りが硬く肩の回転が悪かったのですが、最近ではストレッチなどの効果で肩が回るようになっています。結果、腕を振り上げなくても肩の回転でトップに行けるので、腕が体を引っ張ることがなくなり、背骨が歪んだりスエーしたり、といった問題が解決されてきたのでした。

見た目はちょっとの変化かもしれませんが、これくらいのことでも誰かに指摘され、正しい修正を行わなければ決して直るものではなく、悪い基盤を持ったスイングになるので、問題を手先で解決するようになり、いつまでたってもワンランク上に行けない、ということになるわけです。そんな基本的で些細なことが元で、才能ある研修生がどれほどやめていったことでしょう。

良いスイングにはまず良い基盤が大事です。そうでなくても器用な人はハンデ0になれますが、ツアーでの活躍を目指すとか、スイングに伸び悩んでいるのなら、まずは基盤を修正してみてはいかがでしょうか?

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