「EVO」のFW用シャフト
昔から、FWのセッティングにはかなりこだわっているつもりなのですが、そのわりにはどうも結果がピリッとしません。たぶん10年近く使っている「SYB FC714」の7番ウッドが200ヤードくらい飛ぶので、距離が残ったらだいたいそれで。スプーンはティショットに使うだけみたいなことが多いです。
練習場だとビシビシ打てても、コースだと傾斜もあるし、ライもよくなかったりして、大きなミスにつながりかねません。パー5とかで前の組があくのを待ってからスプーンを振り回したりしても、あんまり成功率が高くないので、そんな時はあっさり刻むことにしてます。
困るのはフルバックとかで、距離が長い場合ですね。
パー5はもちろんですが、長いパー4やパー3で200ヤード以上残ることが頻繁にあります。僕のよく行くコースでも、ティーの位置によっては220〜245ヤードくらいの長いパー3があるのですが、そういうときでも、いいスプーンやクリークのショットでボギーくらいにはおさめたいですね。
前置きが長くなったのですが、3番と5番ウッドのシャフトを新しい「EVO3 FW」にしました。
以前は、「EVO2 FW」を使っていて、これも安定していてなかなか良かったのですが、これを期にスペックを見直し、もっとセットとして機能するようにこだわりました。
「EVO2 FW」は、先端がしっかり目で安定感のあるFW用シャフトですが、「EVO3 FW」はある程度しなり感があって、ボールを拾ってくれるような動きです。70g台とか80g台とかになると、自然とシャフトもしっかり目になるので、僕くらいのヘッドスピードだと、少し動いてくれる方が楽ですね。
軽やかにしなって、ボールを拾ってくれて、意外と左へのミスが出ない感じです。ちょっとチップをカットした影響もあると思いますが、先端がびゅんと動いて左にいくような挙動はないと思います。とはいえ、フェース閉じ気味でちょっと煽る人は「EVO2」のほうがいいかもしれません。
今まで、FWのシャフトは、全然しならないくらいでいいのではと思ってましたが、これだけいい仕事をしてくれるとありがたいですね。スプーンが断然打ちやすくなったので、ラウンド中に手に取る機会が増えました。暖かくなって、もう少し振れてくるようになって、結果がどう変わるかなというところです。
「EVO3」いいですね。僕はドライバーにも入れてみてます。
シャフトがしなって仕事してくれるのが好きな人にはおすすめです。