20160229

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◆飛ばしの極意 1


さあ そろそろ本題に入ります。

基本、飛距離を伸ばす はドライバーショットに該当される
用語であると思います。
思いますが、本当の意味で距離を伸ばす は
アイアンショットの飛距離を伸ばすことです。

それは 
アイアンショットを飛ばせ という意味とは少々異なり
アイアンの場合 狙った距離や方向に対する正確性や
繰り返し度の方が優先されるとは思いますが、
アイアンショットを「飛ばせる」けれど飛ばさない
という選択にすることを意味します。
スナップショット 3 (2015-09-24 17-52)

ボールを飛ばすのには 「正しく」ロフトを立てる
煽り打ちの効果でなく ヘッド姿勢としてロフトを立てる
というのがありますが、
ロフトを立てる とは
 動作としてハンドファーストを作る
 ハンドファーストの姿勢を作る
のとは意味合いが異なります。

ロフトを立てる
 を理解するのには
ボールの打つ方向を正しくする必要があるのです。
(意味不明かな?)
正しい方向に ロフトを立てられるようになると
結果として クラブやクラブヘッド、腕の重さまでもが
体の回転の速度を向上させます。
その重さが 回転力の手伝いになるのです。
というよりも
 もしかすると回転力の主力エンジンかも知れません。
ここでも勘違いしてほしくないのは
確かに 重さとは重力方向、縦方向にかかるものですが
重さを使える とは 縦方向にその重さを主として
使うのではなく。。。
 ➡それではソールでボールを打つことになります
クラブの構造がその縦にかかる重さを
水平方向の回転という運動促進に変換するのです。



少々説明は長くなります。
それはどういうことか というと
まず 手始めに「ゴルフスイングには前傾姿勢がある」ので
上半身にとってのボールの高さは
骨盤とか、太ももの前にある ということを
理解するところから始まります。
クラブを下に振っているゴルファーにとっては
ものすごく意味がつかめない感覚かも知れないのですが
出来るようになってくると
ボールは想像以上に高いところにあります。
少なくとも 素振りの段階では
ヘッドは膝よりも下に下がることはありません。

次に こんなイメージをしてください。
ボールを置かれているマット
これが自分の骨盤の向き
 ベルトのバックルでもいいのですが、
その向きに応じて
自分の周りをターンテーブルのように
移動すると考えてください。
右を向いているときは 右
左を向いているときは 左。

ですが、そのマットは 前傾姿勢通りの高さに
傾いた円の中を移動します。
つまり 右を向いているときは
実際の地面よりも 高い位置にある ということです。

ボールは上半身に対し へその前にあるような
高い位置であること。
そして 回転が伴うスイングの基本面は傾いている ということ。
これがボールを上から打つ、ロフトを立てる
ということの前提条件になってきます。

そこまでのイメージはわかるでしょうか?
lesson 2009_10_30_21_19_49-91フレームショット

トップの位置からの話です。
トップの位置では体は右を向いていますが
その仮想のマットは上半身の正面の
 そこそこ高い位置 太もも~膝の高さ
にあるイメージです。
トップ位置から
ボールを打つイメージは その右にある高い位置のボール
これを地面に打ち込む
フェース面で地面に押し込む
そういうイメージです。
そこから始めますが
 それと同時に体も向きを変えます。

これ とても不思議な感覚かも知れませんが
スタートを始める トップの位置では
フェース面で ボールを地面に 縦方向に押し込む
そんなイメージで始めているのに
体の回転が同調すると
 結果として
 ボールは目標方向である水平方向に飛び出します。

これが正しく ボールを上から打つ
ロフトを立てるイメージです。

多くのゴルファーにとって
自分の思い描いているものとは
90度 縦横が異なっていると思います。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります