思い出の「G25」
以前の記事にも書きましたが、ピンの「G25」アイアンをマークダウンで買って、ほぼ吊るしの状態で使用していたところ、予想以上にいいというか、やさしいアイアンでハンデは減るし、パーオン率は上がるしで、自分のゴルフが大きく変わりました。
ミスに強いクラブだと、「当たるかな?」というショットへの不安がなく、どこを狙うかというコース戦略の方に集中できます。強振しなくてもしっかり距離も出るし、スイートエリアもひろい。弾道も高めです。特に厚めに入った時に、バウンスが効いて、ほぼミスにならないところに恩恵を感じていました。
感触もステンレスの一体成型で悪くないし、こんないいアイアンが安価で変えてよかったなと思いました。その後、アイアンは別のモデルに変えましたが、いいイメージがあったので、ずっと残しておきました。
冬場になり、普段使っているアイアンがフレックスXと硬めなので、ひさびさに「G25」を引っ張り出してきて、3〜4ラウンドしてみました。
ところがこれが、どうもピリっとしないのです。
シャフトが軟らかく軽いのもあるかもしれませんが、どうも思ったようにならないというか、ちょっと引っかかり気味になります。スコアにはそれほど影響しませんでしたが、グワンとヘッドが返って、ボールがつかまるのは結構嫌な感じです。
グース感も重心が深い感じもつかまりの良さも、なんとなく左に行きそうです。
あれほど好きだったアイアンが、こんなに鈍重に感じられるとは、ちょっとショックですね。結局使うのをやめて、売却することにしました。
こういうつかまるアイアンで練習すると、スイングが良くなるのかなとも思いましたが、正直重さも他のクラブと合っていないので。
今使っているクラブや、その時のスイングによって、同じクラブでも感じ方が随分違います。
「G25」自体は、いまだに使っている人が多くて、まさに名器だと思います。シャフトが変わればまた違ったかもしれませんが。
とかいってると、3月に新しいGシリーズのアイアンが出るみたいですね。
Gシリーズの重心深めのやさしさはキープして、形状がシャープになっていると、期待大です。
使うなら最初からシャフトを「モーダス3 125」にしたいところです。
from 東京ゴルフギア旅団