20151219

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 勘違いが作ってしまうゴルフスイング


ゴルフスイング、クラブの扱いを考えてみるとき
結構 忘れられがちなのは
クラブの移動、運動の原動力は自分である と言う
当たり前のこと です。

自分が体の回転など 何らかのアクションをするから
結果 クラブが移動するのです。。。ね。

そのうえで 打ち手が直接動かせるのは
グリップ部分だけです。

ものすごく勘違いされている部分として
シャフトの役割 ➡ しなって しなりもどる
というのは 単に自分の動作で合って
シャフトの仕事、機能ではありません。
スナップショット 7 (2015-10-15 19-55)

ゴルフクラブは打ち手が何らかの動作で
 グリップを動かした分(
もしくはそれ以下)だけ
★移動(運動)の
★移動(運動)の速度
★移動(運動)の方向

 ヘッドが動くのです。


考えてみると 当たり前すぎて馬鹿馬鹿しくなるほど…。

ヘッドだけが 移動する・運動する というのは
打ち手の作為的な動きが入らない限りありえません。

作為的な動きである限り
それはシャフトの仕事でも、ヘッドの仕事でも
クラブの仕事でもありません。

アドレスもそうですが、
クラブヘッドのターゲットと
自分の姿勢、アドレスのターゲットは
平行して交わらない 線路のような関係です。
それは グリップとヘッドの関係も同じです。


打ち手がグリップを移動させた量、速度、方向
それに平行にヘッドが動くだけです。
特に勘違いしがちなのは
長い棒の先にある ヘッドは
グリップよりも 移動(運動)する量、速度が
多く、速く なるということですが、
これも 作為的な動きが入らない限り 不可能です。
概念としては グリップの移動する量や速度を
ヘッドの運動は上回ることはないのです。
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そして もう一つ 大事なことですが、
ヘッドの移動量がグリップの移動量よりも多くなる
ヘッドの移動速度がグリップの移動速度よりも速くなる
という クラブの扱い・ゴルフスイングは
クラブの構造上、ロフトというものがある限り
必ず ボールをこすり
製品上のロフトよりも大きなロフトで打撃することになり
そして その結果 必ず体は上を向いて打つことになります。

上を向いて、体を開いて、大きなロフト
で打つわけですから、欲しい距離を打つのには
非常に効率が良くないわけですし
距離を伸ばそうと思い、運動の速度やヘッドスピードを
上げたとしても、その上げた分だけ
さらに上を向き、さらに大きなロフトインパクトするので
運動の苦労が増した分、距離が伸びることはありえません。

言葉は悪いですが、単なる労力としての
自己満足が増すだけでなのです。

が故に まあ弊社で呼ばれる刷毛塗スイングというか
現在 主流になっているゴルフスイングに比べると
動きも遅く、動きも少なくする打ち方は
飛ばないような勘違いから踏み出しきれないユーザーが
少なくないわけですが
例え スピードが遅くなったとしても
締まったロフトで、上からインパクト出来る
ボールをつぶせる打ち方の方が絶対に飛ばし易いのです。

しかも 物理の理にかなっている訳ですから
クラブの機能も引き出せますし、
体を痛める可能性もぐっと減ります。

自分が当たり前 と思っている概念を
リセットできるかどうか というのが
スイングの改良のすべてと言えるでしょう。
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今 飛ばない としても
それは この方法が飛ばない方法なのではなく
それを信じられなくて 中途半端にしか
それをやろうとしていないからです。

誰もが 300ヤード飛ばせるようになるとは
とても とても言えませんが
クラブの機能を使って、出来る限り少ない労力で
誰よりも振らずに 人並みに飛ばすことは
決して難しいことではないのです。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります