20151230

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開229-17

日は、トップでの手は、できるだけ動かさないようにする。ということでした。しかし、どうしても動いてしまう。と言う人が多いのではないでしょうか?そうは言われても、どうにも止まらないのが、トップ付近の手ですよね。さて、今日は、トップでのリストポジションです。

7.リストポジション トップでの正確なリストポジションというのは、存在しない。どんなポジションであっても、インパクトで完全にスクエアに戻ることを保証するポジションはないのである。

手の大きさ、グリップの形、強さ、そしてダウンでの横への動きなど、すべてがクラブフェースアングルに影響するのである。トッププレーヤーの中にも、トム・ワトソン、ジョン・マハフィ、リー・トレビノ、トム・ワイスコフ、そして、ブルース・リツキーなどは、クローズフェースになっているいるが、ベン・ホーガン、カーチス・ストレンジ、ホセ・マリア・オラサバル、ジョニー・ミラー、と例は少ないが、彼らはトップでオープンになっている。

好みの問題が、トップでのフェースアングルには、許容される。しかし、私が気になるのは、許容範囲を超えた数値で、スーパーシャットやスーパーオープンでは、インパクトでのスクエアフェースが得られることはない。

ということで、つまり、リストポジションとは、トップでのフェースアングルのことを言ってるようです。そして、要約すると、ま〜プロでもいろいろだから、好みの問題っちゃ〜好みの問題だけど、クローズでもシャットでも、度を越しちゃいけないよ。っていうことで、つまり、よくわからない。ということになります。

トップでのフェースアングルがスクエアか、ややオープンで、良いショットを打つには、オープントゥクローズでボールを打たなければいけません。そのためには、クラブが立ってくるダウンが不可欠です。ダウンでクラブが寝るとすれば、それは、フェースが開く動きになるので、トップでシャットにしておく必要が出てきます。アマチュアのほとんどの人は、ダウンでクラブが寝るので、シャットでなければボールがそこそこちゃんと飛びません。また、アウトから押さえ込むスイングの人は、シャットにしておくと引っ掛けて左にOBにしかならないので、トップではオープンにしておきたくなるでしょう。たまたま今回ご紹介しているKCさんは、アウトから押さえ込むようなスイングになっていますが、それにはトップでのオープンフェースが適正ともいえます。しかし、そこを直さないと他も直らないともいえます。

トップでのフェースアングルというのは、クラブの特性とも大きく関係します。シャフトを水平にして、ヘッドのトウを下にたらした時のリーディングエッジの角度との関係が強く、この角度がシャット気味、つまりスライスを防ぎたい設計のクラブなら、トップではシャット気味になってスクエアということがいえるし、逆の場合はオープン気味でスクエアといえるでしょう。だから、どんなクラブにも共通したスクエアというのは、存在しません。しかし、グラビティプレーン理論では、トップでのグリップ位置やヘッド位置、ダウンでのグリップ軌道やヘッド軌道の理想というのもが存在するので、フェースアングルも、計算上の理想の角度というのは存在できます。決して、人によって違うから精密には確定できない、なんていうことはないと考えています。

それでは今日も、レッスン公開をお楽しみ下さい・・・

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