よく言われる言葉で「曲がりの頂点を狙え」というのは厳密にいうと嘘です。
→「曲がりの頂点を狙えの嘘」
なお、この過去ログにある図面は現在はアクセスできないですので、下図をご覧ください。
(拡大可能です)
即ち、曲がりの頂点よりも更に上を狙わないとカップインはしません。
リオ五輪日本代表のヘッドコーチに決まった丸山茂樹(*1)は昔からジャストタッチでカップを攻めるタイプのパッターですが、曲がりのある場合は
「最高到達点を見つけて、更に深く読め」と仰います。
これはまさに上記のことを指摘しています。
上図は物理的にこうなる事を示していますが、丸山は幼少のころから嗜んできたゴルフの経験からこのことが分かっていたんだと思います。
タッチだけは絶対に合わろという丸山ですから、この深く読め(読んだラインのさらに上側に打ち出しラインを設定すよ、の意)という言葉が重さを増しますね。
そして、曲がりがきつければきついほど、加える曲がりの深さも深くする必要があるわけで、距離に対する読みの誤差も大きく影響するので「曲がりの大きなパットは難しい」と言われるわけですね。
*1:PGAtour3勝(日本人最多)の丸山は02年ワールドカップでは日本優勝(伊沢利光と)。
解説でも歯切れの良さと説得力のあるのが魅力です。
リオのコーチとして上手くリードしてくれると期待できます。
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