20150910
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: アプローチで構築する飛距離アップ
飛距離アップに近道はありません。
なぜならば 今は飛距離をどんどんロスする方法で打撃しています。
その打撃のままで、
ヘッドスピードを上げれば飛ぶ という病気に取りつかれている限り
簡単には行きません。
グリーン周りのランニングアプローチをするような距離で
6番アイアンや7番アイアンを持って
打つ練習から始めるのです。
兎も角 シャットフェースを造る。
まずはそこに尽きます
が、それを【手先で作っている】限り
★飛ばすこと
★真っ直ぐ生かすこと
★アプローチの距離感を身につけること
それらはバラバラに存在します。
練習量で補っても スイングの本道にはたどり着きません。
練習量で補っても クラブの使い方の本筋にはたどり着きません。
クラブの機能をつかってこそ ゴルフショットと呼べるのです。
テークバックのシャットフェースは
アドレス時の前傾姿勢とつながっています。
最低限のシャットフェースは
体を回し、右を向いたときに
体の左サイドの方が右サイドよりも低いから
生じるものなのです。
手で上げる習慣の強い人は
地面にフェースを向けるような
そんなイメージも必要です。
またもう一点
多くの人はピンと来ないかもしれませんが、
ヘッドは重量物です。
それが300gであっても、10キロであっても
重量物には変わりはありません。
人間がフットワークを使って
骨盤より上の胴体の向きを変えるから
「結果」としてヘッドは 円運動として移動するのです。
ですので、重量物である限り
人間の動作の「量」『速度』ともに
上回ることは「絶対に」ないのです。
特に重力と逆らう動きが少なくないテークアウェイでは
本当に「絶対」なので す。
テークアウェイ、切り返しの双方で
重量物をそこに置き去りにするようなイメージも
有効かもしれません。
フットワークを使って
骨盤、秀二、へそを右に向ける。
それによって クラブは右を向く。
その時点でフェースは地面を向いているような
そんなイメージ。
そして切り返したら
ヘッドはそこに置いておくようなイメージで
フットワークによって
骨盤の向きを変えることで
「グリップ」
を動かすのです。
この時、ヘッドを縦でも横でも円、曲線を描くような
そんなイメージを捨て去らねばなりません。
例え体の向きの変更によって
グリップが円を描いたとしても
重量物であるヘッドは
引きずられるような移動を取り より直線に近づくのです。
ですので、体の向きの変更によって
移動するグリップのイメージも
やや直線でもいいかもしれません。
ボールをさばくイメージは
テニスのグランドストロークや卓球のスマッシュと同じで
ボールが帽子をかぶっているとしたら
その帽子だけをフェースでさらっていくようなイメージ。
一般的な ダメダメなイメージは
ボールの底を打つイメージです。
このイメージを持っている限り
無駄に振り回して飛ばない スライスからは
決して逃れることは出来ません。
繰り返しますが、ヘッドは無機質な重量物です。
ダウンスイング~インパクト~フォロー であっても
それを動かしている原動力
フットワークによる骨盤の動作よりも
「量」「速度」ともに上回ることは
絶対にないのです。
ヘッドがどこかで動作と違う加速はあり得ない
ということなのです。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります