最近の研究によると、猿にも長期記憶の能力があることが確認されたそうです(日経電子版20150921)。
今までは長期記憶の能力があるのは人類だけで、猿にはそれが無かったと考えられてきましたから大発見ですね。
ここで言う長期記憶とは、ある事象の記憶を1日以上記憶しているという意味です。
ゴルフで言えばショットやストロークの動きを時間が経っても再現させるという意味で大変に重要です。
このブログでは、それを長期再現性という言葉で表現して、さっき出来たことが今また出来るという意味の再現性と区別しています。→「再現性が第一」
平たく言えば、書道のお手本をなぞって出来たことが、明日になって(お手本が無くても)同じ書体で上手に書けるかどうかということでしょうか(*1)。
こうなると、将来猿にゴルフをやらせるなんてことが出来るかも、ということになりますね。
猿がゴルフにハマってしまうなんて事態を考えると、思わず笑ってしまいますが、このことを真剣に考えています。
何故なら「人間は何故ゴルフにハマるのか」ということも私(Green Keeper)の研究テーマの一つだからです。
国会図書館へ何日も通って調べても、それらしい解は得られていませんが、ゴルフは人間の進化した身体の本能化された動きとは全く異なる動作を要求するスポーツであるということが関係しているのではないかという仮説を持っています(*2)。
猿がゴルフを出来るようになれば、彼らを観察することで、(人間観察では得られない)ハマリの理由が見いだせる可能性があります。
猿の長期記憶の研究が更に深化するよう願っています。
*1:ゴルフも書道も「体で覚えろ」という表現がなされますが、これは誤解されやすい比喩です。
身体(筋肉)にメモリーは有りません。
人間は脳の長期記憶にしたがって長期再現性を実現しています。
また、「筋肉メモリー」という運動生理学上の言葉もありますが、これは以前鍛えた筋肉が劣化した場合、トレーニングによる再現する、その再現力のことを指しています。これも誤解を生みやすい言葉ですね。
*2:皆様はどう考えられますか?
皆様もゴルフにハマっておられますよね。人はなぜゴルフにハマるとお考えでしょうか。
是非ご開陳頂けると有難いです。
いつも応援有難うございます!
ランク上位を目指してます、今日も↓ポチッとご支援をお願い致しますm(_ _ )m
皆様の今日も良い一日であることを願っています。