毎日雨が続いてゴルフの予定が立てられなかったり、キャンセルしたりだと思います。
私（Green Keeper）も今日の予定をキャンセルしました。若いころは「ゴルフは屋外競技。クローズや中止の宣言がない限りRND」を標榜して、且つ実行していましたが、今はそういう発言はせず「皆様のご意向に従います」と少し謙虚？になっています。
こんな雨の中でもラウンドなさる方へのアドバイスとお願い。
１．芝は成長を続けています
日照が少ないので、芝は芽が柔らかくなると考えがちですが、そうではありません。
芝は日照が少ないと、それでも成長するために葉を広げます。
茎も頑張って却って強くなります。
これらはグリーン速度を下げる要因です。
軟弱な芝でスティンプ値が大きくなると思いがちですが、決してそうではありません。
それに加えて雨により更に重くなります。
短めに刈ってあるにも関わらず、遅いグリーンという事になりますので、注意が必要です。
これを踏まえて練習グリーンで確認してくださるとショートすることを防げると思います。
２．グリーン上の足跡
乾いているときに比べて、雨を多量に含んだグリーンは柔らかくなっています。
普段よりも踏み跡の凹みは深くなります。
是非、グリーン上でご自分の踏み跡を確認なさってください。
日頃はその深さに気付かないと思いますが、雨続きですとほぼ間違いなく足形が残ります。
それだけグリーン面は不陸になるという事ですね。
後続組のために、出来るだけその影響の少ない状態で、グリーンを明け渡したいですね。
→「カップからのボールの拾い方」
今回のように雨が多いと、「グリーンからの下り方」にUPしたように「グリーンからの下り口」にも気を付けてグリーン上に出来るだけ踏み跡数（足形数）も減らしたいものです。
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