20150424

ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」: プロ8年目の菊池絵理香が、悲願の初優勝!!

国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」(熊本・熊本空港CC)は、差一周日単独首位スタートのプロ8年目の菊地絵理香(26)が5バーディー2ボギーの69で回り、通算9アンダーでツアー初優勝。初日からの首位を守り、ツアー178試合目で悲願の勝利を手にした。5打差の2位に若林舞衣子とイ・ボミ(韓国)。6打差4位タイには渡邉彩香、上田桃子と先週逆転で初優勝を逃した藤田光里が入った。
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「KKT杯バンテリンレディスオープン」成績
プロ8年目の菊地は、一昨年の「日本女子オープン」では残り3ホールで単独首位に立ったが、2ホール連続で3パットのボギーを叩き2位。昨年は「NEC軽井沢72ゴルフ」は3人によるプレーオフで敗退。「富士通レディース」では、残り2ホールで2位に2打差をつけていたが、17番18番の連続ボギーで並んでしまい、プレーオフで敗退し、過去3度もつかみかけた勝利が目前で指の間からするりと抜け落ちる経験をしていた。なので今大会でも初日から首位を走り、2位に5打差をつけた完全優勝、18番バーディフィニッシュにも係らず、カップからボールを拾い上げた第一声は「やっと勝てた~」だったそうだ。勝利インタビューでも「また負けるんじゃないかと思っていたので、勝ててびっくりした。~~優勝は意識せず、10アンダーまで伸ばすことだけ考えていた」と答えていた。テレビでは笑顔でラウンドしていたが、心の中は苦しい18ホールだったに違いない。しかし、ここまで苦労した選手は2勝目も早く挙げそうだ。今季7試合で予選落ちなしで、今回の優勝と2回の3位を含むベスト10以内5回と好調で、賞金ランキングもトップとなった。 from ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」