20150413

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: インサイドから打つ? 手で? 体で?



スイング用語には

インサイドアウトとかアウトサイドイン

とかありますね。



このスイングの軌道、ヘッドの軌道を

腕捌きで作っている限り

永遠に答えは見つかりません。

腕捌き、手の返しで軌道を造っている限り

単に それぞれの方が望む軌道をなぞっているだけで

それそのものが弾道を決める要素にはなり得ませんし、

クラブヘッドの通る軌道には遠近も含めた

立体が伴うため、再現性は非常に低いものになります。


スナップショット 2 (2014-03-25 12-04) 胴体の向きの変更で 右向きから⇒正面

の過程の中で インパクトを迎えるから

インサイドからクラブは入ってくるのです。





一般的に インサイドアウト と呼ばれるのは

トップ~ダウンの間はクラブが起きていて

(地面に対し垂直に近い状態)

短くなっていて

インパクト~フォローでは

クラブの遠心力も伴い、クラブが長くなったような状態に

なるから、そう見えるのです。



スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)胴体~骨盤から上の上半身が

向きを変える。。。と言うだけの行為では

緩やかなるインサイド~ストレート~イン

というのが本来のものです。


さて、今までのゴルフスイングのイメージ通り

トップ~ダウンスイング この切り返しで

体を先に回して、それから一呼吸おいて

クラブを腕で下なり、斜めに振ると

どういう軌道になるのでしょうか・・・




スナップショット 4 (2014-03-25 12-06)クラブを腕で振れば

この写真で言うと、右上の方に

遠心力がかかります。

その方向はボールを飛ばしたい方向とは

明らかに異なる訳で、それでも人間の調整能力によって

ヘッドとボールを当てようとする訳ですから

そのかかる不可抗力(遠心力)とは反対の方向に

体を引くことになりますから、

正面を作る間もなく、すぐに体を開くことになりますね。

これが俗に言う 外から というか

アウトサイドイン と呼ばれる軌道になるのです。

遠心力がかかるのでひっかくような軌道になり易いですね。



ここまでは 単純に

ダウンスイングの工程 のミス で済んでいます。

ところが そのスイングは大体の場合

ひっかけやスライスなどミスを生みやすい…

なぜならば 体 ⇒ 腕(クラブ)と言う順に

クラブを動かすと その通り道やクラブの姿勢などによって

無限のパターンの遠心力(不可抗力)の量と方向が

存在するからで、毎度毎度 その場の偶然性に

非常に左右されます。



しかし、ここまでは頭の中を整理して

 ダウンスイングの工程「」を

体 ⇒ 腕(クラブ) であったのを

(クラブではないです) ⇒ 体  
誤解を招きやすいですが
に変えてあげればいいだけなのです。



スナップショット 5 (2014-03-25 12-06)それを、その工程「順」を直さずに

ミスが出ているから…と言って

クラブの通る道を腕で

さらに寝かしこみ

背中側からインサイドから

更にロフトを開いていれてこようとしてるのが

正直、今のほとんどのスイングと言えるのでしょう。



レッスン書などを読んでみても

ダウンスイングの工程順は

 1.体(下半身)

 2.ためを作って

 3.クラブをインサイドから入れ

 4.ヘッドターンさせる


という工程順そのものが間違っているのに

練習量も取れない、運動性能にも自信のない

アマチュアおじさんゴルファーがトライするのに

一番難しい方法を説いているものが少なくないです。
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