20150423

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 本当の「インサイドから」 スピンアウト編


昨日の記事で
シャフトの先にピンクのボールを付けたゴルフクラブ…
こいつでパターをしてみると
振り子打法のダメさ加減がわかります。
001

ものすごく当たり前ですが
パッティング・・・
パッティングだけではありませんが
ゴルフのショットの目的はボールを打撃して
目標の距離を出来れば望む方向に移動させる
ことです。
特にパッティングではそれは顕著です。

スピンは必要ではありますが、
空中を飛ぶ場合、浮遊させることと
クラブ、ロフトによって距離の打ち分けが可能なこと
パッティングの場合、地面には摩擦があって
転がるので存在するに過ぎません。

スピンを生み出すことを主目的に
打撃しているのではない 
ということです。

振り子打法の場合、
首、もしくは両肩甲骨を結んだ背骨あたりに軸点が来ます。
スナップショット 1 (2013-02-13 14-14)
ヘッドを進行方向(打撃方向)に動かす
という事は、
軸点を中心として
その対称、反対部分にある頭は
飛球線と反対方向に動かさざる得ません。

首もしくは背骨のどこかには
大かな体を動かせるような
臼のような関節は存在しませんから
完全なる横運動は出来ず、ひねりが入りますので
飛球線方向にヘッドを動かすということは不可能です。

ようするに、アドレス時セットした
この場合は ボールとボールですが
インパクト時には 打たれるボールの上面を
ピンクのボールでなぞり上げるような
そんな打撃になってしまいます。

打撃の主目的がスピンを生み出す ことになってしまいます。

このピンクボールのパターもどきの場合、
ヘッド部の重量が無さすぎるからかも知れませんが、
しかも ボールを弾くように打つので
飛ぶ方向もなかなか一定しません。
スナップショット 2 (2013-03-12 19-01)


パッティング言うところの
良い転がりとは
ボールの外周は13センチ位ですが
ボールが10回転して130センチ移動することではなく
130センチをいかに少ないスピンでスキッドさせながら
移動させることです

6e87384e

振り子打法は 打ち手の目線で
ヘッドが真っ直ぐ動いているように見えるので
さも よい打法と勘違いしがちですが
打撃を横から見た場合、
ヘッドの高さ変化、ロフトと言う向き変化が激しく
パッティングの主目的である
自分の打ちたい距離をボールを移動させる
というのは不向きです。

ボールを先端につけたパッと練習用具
いい感じだとは思うんですが
何分 ヘッド重量なさすぎ・・・かもですね。

L型ブリストルパター並みの
鉄球。。。プラスチックもでもいいかと思うんですが
(プラスチックだとでかくなり過ぎかも。。。)
作ってみようかなぁ…
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります