今週のトーナメントは、アメリカ男子のチューリッヒクラシック（40）ワンアジアのボルボチャイナオープン（26）ヨーロピアンチャレンジのマドリードチャレンジ（12）韓国ＰＧＡの11回ドンブーインシュランスプロミオープン（7）アジアンツアーのインドネシアンマスターズ、その他はアジアの下部ツアーとサンシャインツアーの試合です。
チューリッヒクラシックは、ポイントが40ポイントなので、フォールシリーズを除いた中ではポイントが下から4番目くらいに低い試合、つまり、フィールドが弱い試合です。この他では、カナディアンオープン、ジョンディア、バラクーダ、ウィンダム選手権などが、大体同じくらいのポイントです。ただ、フィールドが弱いとは言っても、世界ランクトップ100から25人も参加しているし、石川選手の順位は参加選手の中で47番目なので、予選通過が簡単な試合というわけにはいきません。しかし、残りの試合の中では可能性が高い4つの試合の一つということになるし、ただ、石川選手の場合、大きな試合であっても突然頑張ることもあるので、なんとも言えませんが、なんとかシードに近づける結果を出したい試合であることは、間違いないでしょう。初めて試合ということですが、ビギナーズラックでもいいから良い結果に期待したいところです。
そして、今週開催のワンアジアの試合ボルボチャイナオープンは、ポイントが26ポイントということで、先週の東建ホームメイトカップの16ポイントに比べて、かなりフィールドが強い試合になっています。中身を見ると、世界ランクベスト100から9名も参加していて、東建ホームメイトカップでは2名だったわけだから、ポイントの差が出るのも納得です。どうして、強い選手が出場するのかというと、賞金総額が4億円弱くらいあるみたいだかららしいです。ただ、この試合も開幕戦なので、同じ開幕戦ながら、ワンアジアに負けている印象です。しかし、ワンアジアの試合は11試合しかなく、賞金総額が少ない試合もあるので、現状では日本のツアーやアジアンツアーよりも注目度が低いとは思いますが、今後は、これらのツアーとうまく強調していくか、アメリカの配下に収まるか、といった選択に迫られる時代がこないとも限らない状況でしょう。
今週の女子は、アメリカがスウィンギングスカートＬＰＧＡクラシックで、日本からは宮里藍、美香、上原、野村、横峯選手らが出場します。今年の日本勢は、全員が平均的に頑張っていて、全員がシードを確保できそうな雰囲気です。あとは、有村選手がどうなるのか？といったところです。最近は、アメリカでの日本勢に勢いがありませんが、飛距離という側面だけを見ても、その原因が想像できそうです。現在、アメリカのドラコン女王はアリヤ・ジュタニガンの274ｙで、飛ばし屋という印象はないけど世界ランク一位のリディア・コは252ｙです。それに対して日本勢は、一位が野村選手の250ｙで全体では67位、二位が横峯選手の249ｙで全体では78位、三位が藍選手で246ｙは全体では93位、そして上原選手は235ｙで139位、でもって美香選手は230ｙで152人中147位です。
飛距離ということで考えると、美香選手はよく頑張っていると言えます。現在のランクは39位と、日本勢ではトップです。これは、本人も言っているように、追い込まれると強いタイプ、ということの表れかもしれませんが、おそらくは、そう何年も続けられるものでもないでしょう。やはり、これからは女子でも250ｙを超える飛距離というのは、ツアーで活躍できる最低レベルということになってきているのかもしれないですね。日本では、女子の飛距離測定など、あまり積極的ではないですが、今後はそういう数値も毎試合明らかにしていくことで、選手を育てる必要はあるでしょう。そんな日本女子は、今週フジサンケイです。
それでは今日もレッスン公開をお楽しみ下さい・・・
人気blogランキング←
お手数ですが、内容の良し悪しや好き嫌いにかかわらず、何卒、ご協力をお願いします。
from まる得！ゴルフレッスン公開