20150325

まる得!ゴルフレッスン公開: レッスン公開222-24

朝やってるテレビドラマを録画してみていますが、今やっている話は、大手酒造メーカーの創業者の話です。主人公は、日本で、世界に通用するウイスキー作りを目指しているのですが、戦後の貧しい時代では、一級酒は庶民にとって高嶺の花なので、三級酒を作らなければならず、しかし、三級酒でも、エッセンスなどを使わずに美味しいものを作ろうと奮闘するのですが、なかなかうまくいきません。


そんな時、広島から酒蔵をやっている父親がやってきて、父親が広島の軟水で美味しい酒造りに奮闘した時のこと聞き、その話をヒントに、安くても美味しいウイスキー作りに成功しましす。


その時、父親が話したことというのは、「味も香りも色も、全部をいっぺんに良くしようとせず、肝を掴むことが大事だった、酒の場合、それは米だった、ずっと水に合う麹を探していたが、米に気付いて今の米に出会い、それを肝に据えた・・・」といった話でした。


その話を聞いた主人公は、5年以内の若い原酒を使うことを思いつき、若い原酒の中から良いものを見つけて、原酒が5%未満の三級酒でも、美味しいウイスキーができました。というお話でした。


この話はゴルフに応用することができそうです。つまり、距離も方向性も安定性も、全部をいっぺんに良くしようとして練習していても、何も良くなっていかない、それよりも、何か肝になるもを見つけ、肝を据えて練習すれば、良い方向性が見えてくる、ということでしょう。


ゴルフで良く言われることに、まず飛ばして、それから方向性を修正すればいい、ということがあります。これは、お酒で言えば、まず味を決めて、それから香りや色を修正すればいい、みたいなことになって、肝を据えるということとは違います。


ではどうすればいいのか?お酒なら、原材料の結果が味や色や香りなのだから、ゴルフでも飛距離や方向性や安定性は結果ということになるので、原材料と言えるものの中から肝を見つけることが重要ということになります。


じゃ〜その肝とは何か?ということになりますが、私が思うには、それは「軸」かな、と感じます。軸については、動いていいという説があれば、動いてはいけない、という説もあって、そんなに単純なことでさえ、統一されたものがないのが現状です。しかし、私的には、軸は動かない方がいいと考えている(バックスイングからインパクト直後までですが、)ので、まずは動かない軸というものを肝に据える、ということが大切かな?と思います。


実際のところ、軸というのは多少は動きてもいいと思いますが、少なくとも動かしちゃいけないと思います。ただ、こういうことって主観的なものなので、動かしていないつもりでも動かしていたり、動いていたり、なんていうことがあります。よくあるのは、止めているつもりなのが、目標側に動いてしまっている。ということがありますので、そのあたりはビデオでチェックしなければ、なかなか正しくできないようです。


まあ、人によっては体重移動が肝だと思う人もいれば、プレーンが肝だと思う人もいるかもしれません。何にしても、ああでもないこうでもないといろいろ変え続けるより、何かこれだけは絶対に変えない、みたいな肝を決めて練習する方がいいかもしれないと思いつつ、今日もレッスン公開です・・・


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