20150224

VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー: 賞金女王の条件と予想

いよいよ国内ツアー開幕まで1週間と少しになりました。


恒例の優勝回数予想は28日の記事になる予定ですが、その前に賞金女王について考えたいと思います。




過去の賞金女王についてデータ分析したいと思います。


           アン 森田  全  アン アン さくら


          2014 13  12  11  10  09


平均ストローク   1   5   1   1   1   1       


パーオン率    14   7   4   3   2   1


平均パット数    2  12   1   3   1   3


パーセーブ率    1   9   2   1   2   1


平均バーディ数   4   4   1   3   1   2  


リカバリー率     1  36   6   4  22   1


出場試合数    25  35  30  21  27  33


全試合数      37  36  35  34  34  34




平均ストローク1位、というのが賞金女王の条件と言っても良いでしょう。


但し、13年の森田さんだけは平均ストローク5位でした。その他のスタッツも飛び抜けて良いものはありません。優勝回数も4回ですし、特に高額賞金試合ばかり優勝したというわけでもありません。このシーズンはさくらさんと最後まで争ったのですが、森田さんはアンさんとイボミさんよりも8試合、さくらさんよりも2試合多く出場しています。




今年、賞金女王候補となるアンさん、申ジエさん、テレサルーさん、イボミさんの外国人4強は30試合に出場するかどうかだと思います。彼女達の試合数がポイントとなるのは間違いありません。


逆に言うと、外国人選手4強がフル出場に近い出場回数を果たすと限りなく賞金女王に近づきます。ただ、それは無いだろうと思われます。




試合数の少ない外国人選手4強の間隙を縫って賞金女王になる日本人選手が居るかどうかが今シーズンのポイントです。


それでも、平均ストローク5位以内、4部門でトップテン、というのが賞金女王の最低条件です。




で、昨シーズンの平均ストローク5位以内を見ると、やはり外国人4強が占めており、唯一の日本人はアメリカツアー参戦中のさくらさんです。6位の成田さん、7位の原ちゃん、8位の大山さん、10位の酒井さんが続くわけです。




そこでスタッツ4部門でのトップテン入りという条件を満たしているとかどうかを調べました。


成田さんは平均ストローク6位、パーオン率4位、パーセーブ率9位、平均バーディ数3位です。


原ちゃんは平均ストローク7位、平均パット数10位、パーセーブ率3位、リカバリー率2位です。


大山さんは平均ストローク8位、パーオン率5位、平均パット数7位、平均バーディ数1位です。


酒井さんは平均ストローク10位、パーセーブ率8位、リカバリー率3位です。




成田さん、原ちゃん、大山さんの3人がフル出場に近ければ賞金女王のチャンスがあるということです。


ただ、大山さんはフル出場に近いということはないでしょうから厳しいですね。


酒井さんはパーオン率トップテンというのは難しそうなので、せめて平均パットがトップテンに入らないと難しいですね。




成田さんと原ちゃんしか残りません。森田さんが13年同様のゴルフをすれば可能性はありますが、それでも3人です。これが国内女子ツアーの現実です。




30試合に満たない外国人選手に対して、フル出場の日本人選手が太刀打ちできないわけです。


10試合も違えば数千万円のハンディがあるのですが、それでも勝てないのです。




そこで、2014年国内ツアー賞金女王の予想をします。


◎  イボミさん


○  アンさん


△  申ジエさん、テレサさん


大穴 無し




以上です。日本人選手の賞金女王を見たいですが、夢を見ることはやめておきます。


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