賞金ランク別の外国人選手数変遷を調べてみました。
2014 13 12 11 10 09
トップ10 5 3 6 4 3 4
トップ20 7 7 9 5 8 5
トップ30 11 11 11 10 12 9
シード選手 18 17 19 23 18 16
昨年は日本人選手が少し盛り返したのですが、今シーズンは少し外国人が盛り返した形になりました。
トップ10は、アンさん、イボミさん、テレサさんに加えて、日本ツアーに本格参戦してきた申ジエさんが加わった他、イナリさんが未勝利ながら持前の安定感で入ってきました。
2014年ツアーを語る上で、アメリカツアーでもトップ選手として活躍してきた申ジエさんの本格参入は大きいですね。
イナリさんは昨年の賞金ランク11位から8位に上昇しました。昨年もほぼトップテン圏内だったわけですから、2シーズン続けて安定した成績を残したわけです。
これに対して、日本人選手は昨年の7人から5人に減りました。
申ジエさんとイナリさんに喰われたのだから仕方がないという話ではありません。
問題はその中身です。
昨年は、森田さん、さくらさん、吉田さん、佐伯さん、比嘉さん、大山さん、堀さんでした。
今年は、成田さん、酒井さん、大山さん、原ちゃん、上田さんです。
2年続けてトップ10に入ったのは、ベテランの大山さんだけでした。
平均ストロークのトップ10は、さくらさん、成田さん、原ちゃん、大山さん、酒井さんの5人でした。
昨年は、さくらさん、森田さん、大山さん、佐伯さん、吉田さん、馬場さんの6人が入っていましたが、やはり2年続けてトップ10入りしているのはさくらさんと大山さんの2人ですね。
こうして見ると、外国人選手は実力者が揃って毎シーズン安定した成績を残しているのに対して、日本人選手はさくらさんと大山さんを除いて、その年調子の良い選手、勢いに乗った選手が上位に来ており、安定感がありません。
若手選手が伸びてきたという声もありますが、成田さんと酒井さんだけですし、来年活躍する保証はありません。成田さんは3年連続して優勝していますから次世代代表と言えるでしょうが、仮に勝ち運に恵まれない場合にトップテン入りするか・・・というと心配な点が多いです。
いよいよ、明日が年内最後のブログ更新となります。シーズンの纏めをしなければなりません。
from VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー